開催時間 |
10時00分 - 18時00分
1月/10時00分~16時30分 2~3月/10時00分~17時00分 4~8月/10時00分~18時00分 9~10月/10時00分~17時00分 11~12月/10時00分~16時30分 ご入館は閉館の30分前まで |
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休み |
水(祝休日の場合は翌日休み、4月30日は開館)
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入場料 |
有料 一般:1000円(900円)、高・大学生:500円(400円)、小・中学生:無料 ※( )内は20名様以上の団体割引 |
作品の販売有無 |
展示のみ
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この情報のお問合せ |
ベルナール・ビュフェ美術館
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒411-0931 静岡県
長泉町東野クレマチスの丘515-57 |
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最寄り駅 | 三島 |
電話番号 | 055-986-1300 |
1940年代末、若き奇才としてパリの画壇にデビューしたベルナール・ビュフェの初期作品には、孤独にそそり立つ人間、一度も満たされたことのないような空の器、宙づりにされ皮を剥がれた動物といったモチーフが、一貫して抑制されたトーンと、画面を削り取るような激しい線で描かれます。このようなビュフェ作品成立の背景には、疲弊した戦後フランスの混交する思想や文化芸術が生み出した爆発的エネルギー、政治的な文脈、若き画家を熱狂的に支えた人々の存在がありました。本展では、こうした初期ビュフェ作品の背景にあらためて目を向けながら、その表現がもっていた「衝撃」とは何だったのかを探ります。当館の所蔵する貴重な初期ビュフェコレクションを、当時のポスターや映像、資料とともに余すことなく見ていただけるまたとない機会となります。美術界に彗星のごとく現れた青年画家ビュフェとその時代との共鳴を感じてください。
■トークイベント
会場:ベルナール・ビュフェ美術館 大展示室 定員100名
お申し込み・お問い合わせ:ベルナール・ビュフェ美術館 055-986-1300
●「戦後の実存主義と芸術」 森 功次(美学・芸術学研究者)
2015年9月20日(日)13:30~
人間の孤独で不安なあり方を描いたビュフェの初期作品は、同時代の哲学者ジャン=ポール・サルトルの実存主義を体現するものとされました。戦後、熱狂的に支持された思想と芸術の結びつきは実際どのようなものだったのか、サルトル研究者の視点からお話しいただきます。
●「ビュフェ以後の美術をとおしてみるビュフェ」 黒瀬陽平(美術家・美術批評家)
2015年10月24日(土)13:30~
ビュフェの初期作品は戦後フランスを反映した「時代の証人」であったと言われます。では、その作品は戦後70年たった今日においてはどのようなアクチュアリティを持っているのでしょうか。初期ビュフェ作品を、現代美術の地平で語っていただきます。
●「ベルナール・ビュフェとジャン・ジオノ」 山本 省(フランス文学者・翻訳家)
2015年11月3日(火・祝)13:30~
パリの喧騒から遠く離れた南仏での暮らしと小説家ジャン・ジオノとの出会いは、50年代前半のビュフェ作品形成になくてはならないものでした。オート・プロヴァンスの自然をこよなく愛した孤独な平和主義者・ジオノと若き画家の交流についてお聞きします。
■ギャラリートーク
毎月第四日曜日 14:00~
申し込みは不要です。当日の入館券をお持ちの上、エントランスにお集まりください。