開催時間 |
10時00分 - 17時00分
最終入館16時30分 |
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休み |
月(祝日の場合は翌火曜)
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入場料 |
有料 一般900円(800円)、高大生500円(400円)、中学生以下無料障害者手帳お持ちの方300円 ※( )ないは20名様以上の団体の場合 |
作品の販売有無 |
展示のみ
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この情報のお問合せ |
アサヒビール大山崎山荘美術館
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒618-0071 京都府
乙訓郡大山崎町銭原5-3 |
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最寄り駅 | 大山崎 |
電話番号 | 075-957-3123(総合案内) |
本展は、印象派の巨匠クロード・モネの《睡蓮》や、かつて大山崎山荘の温室で栽培されていた蘭を収めた版画集『蘭花譜』など、所蔵品から植物にまつわる作品の数々を紹介するとともに、その表現と時代背景にについて考察する展覧会です。
創造の源泉を求めて旅に明け暮れたクロード・モネ(1840-1926)は、晩年になるとパリ近郊のジヴェルニーに暮らし、絵を描くように庭を造りました。草木の配置や花の組みあわせを研究し、庭師を使い、自身のイメージを現実の庭に再現したのです。庭に思索と安穏を見いだしたモネは、この庭から数多くの作品を生みだしました。
草花の美しさはわれわれの想像力を刺激し、その芳しい香りは潤いをあたえ、植物がもつ豊かな生命力は人々の憧れでありつづけてきました。本展では、クロード・モネの《睡蓮》や昔日の大山崎山荘の遺品である『蘭花譜』をはじめ、植物が描かれた古陶磁や、河井寬次郎(1890-1966)、濱田庄司(1894-1978)らが手がけたやきものまで、アサヒビール大山崎山荘美術館の所蔵品から、植物にまつわる表現の数々をご紹介いたします。
加えてこれら美術作品にみられる多彩な表現はもちろん、約5500坪の当館庭園には、池を彩る睡蓮やアジサイ、大木の上にはタイサンボクの白い花、隅々には甘い芳香を放つクチナシなど、美しい自然の植物もご堪能いただくことができます。コレクション・建築・庭園・自然が調和した環境のなか、自然を愛し、植物に魅せられ、豊かな生命力に創造の源泉を求めた人々の想い、いのちへのまなざしを感じていただければ幸いです。
※蘭花譜(らんかふ)とは
大山崎山荘を建設した実業家の加賀正太郎(1888-1954)が1946年に300部限定で出版した版画集。蘭栽培を趣味とした加賀は、専門の技師を迎えて設備を整え、最盛期には大山崎山荘の蘭温室で1万鉢近い蘭が栽培されていた。
『蘭花譜』には104点の図版が収められており、うち83点は木版画で制作された。加賀は欧米の植物図譜を多く所蔵しており、『蘭花譜』出版にあたり、これらに負けないものを制作しようと腐心した。石版画や当時最新の印刷技術を試みるなど試行錯誤を経て到達したのが、わが国で非常に高い水準を誇る木版画であった。『蘭花譜』に収められた木版画1点あたりの摺りの回数は、じつに120~150回にも及んだという。
■アサヒ ラボ・ガーデン提携企画:レクチャー「コレクションでめぐる 植物のものがたり」
講師:当館学芸員
会場:アサヒ ラボ・ガーデン(最寄:JR大阪駅・各線梅田駅)※美術館では開催いたしません
内容:企画展の理解をより深めるためのレクチャー
参加費:無料
定員:40名、要申込(抽選)
申込方法:2015年7月上旬よりアサヒ ラボ・ガーデンのウェブサイト上で受付開始
■ギャラリートーク
日時:本展覧会中の第2・第4土曜日 14 : 00 - 14 : 30(9/12を除く)
会場:当館展示室
内容:学芸員が本展覧会の見どころを解説いたします
参加費:無料、ただし美術館入館料は別途必要
■子どもギャラリーツアー
日時:1. 2015年7月19日(日) 2. 2015年8月2日(日)3. 2015年8月23日(日)
対象:A. 小学1 - 3年生 B. 小学4 - 6年生[各回 A. 11:00 - 12:00(小学1 - 3年生)/B. 14:00 - 15:00(小学4 - 6年生)]
会場:当館展示室
内容:美術館スタッフと一緒に館内をまわりながら作品をひとつひとつ観察し、その魅力を発見します
参加費:無料
定員:各回10名(要保護者同伴)、要申込(先着順)
参加受付:FAXまたは往復はがきで(1)参加者氏名とふりがな・保護者氏名(2)参加者学年 (3)住所 (4)電話番号
(5)FAX番号 (6)希望日時をご記入のうえ、「子どもギャラリーツアー」係まで
FAX:075-957-3126
※申込は1回につきお子様2名様まで
※往復はがきの場合は、参加希望日1週間前必着
※電話・メールによる受付はいたしません
※定員に達し次第、当館ウェブサイトでお知らせいたします
主催:アサヒビール大山崎山荘美術館
後援:京都府、大山崎町、大山崎町教育委員会、京都新聞、読売新聞京都総局、朝日新聞京都総局、毎日新聞京都支局、
中日新聞京都支局、エフエム京都
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