開催時間 |
10時00分 - 18時00分
入館は17時30分まで |
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休み |
月(ただし、7月20日[月・祝]は開館、翌日休館)
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入場料 |
有料 一般800円、大学・高校生および65~74歳500円、中学生以下および75歳以上無料(その他各種割引有) |
作品の販売有無 |
展示のみ
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この情報のお問合せ |
練馬区立美術館
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒176-0021 東京都
練馬区貫井1-36-16 |
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最寄り駅 | 中村橋 |
電話番号 | 03-3577-1821 |
舟越保武(ふなこし・やすたけ 1912~2002)は岩手県に生まれ、盛岡中学時代にロダンに憧れて彫刻家を志しました。大理石や砂岩などの石による清楚な女性像で知られる舟越がはじめて大理石彫刻に取り組んだのは練馬に在住していた1940年(昭和15)のことであり、舟越は練馬ゆかりの作家でもあります。
1950年(昭和25年)以降は自らのカトリック信仰に裏付けされた宗教的主題の作品で独自のスタイルを確立しました。とりわけ、長崎市に設置された《長崎二十六聖人殉教者記念碑》や《原の城》は、代表作というだけでなく、戦後日本の彫刻を代表する需要な作品に一つと言えるでしょう。
1987年(昭和62)に病気のために右半身不随となりましたが、その後10余年にわたり左手で制作を続け、それまでとは異なる迫力を持つ作品を生み出しました。
本展では、練馬で制作された初期の石彫など国内の代表的な作品に加え、未公開を含む多数のドローイング作品を展示し、戦後日本の具象彫刻界を代表する作家のひとりとなった舟越保武の生涯と作品を改めて回顧いたします。
主催:練馬区立美術館(公益財団法人練馬区文化振興協会)、読売新聞社、美術館連絡協議会
協賛:ライオン、清水建設、大日本印刷、損保ジャパン日本興亜、日本テレビ放送網
協力:ギャラリーせいほう