mamoru『etude no.39 インスタントヌードル』

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会 期
20110409日 -  20110507
開催時間
11時00分 - 19時00分
休み
日火祝休
クリエイター在廊
この情報のお問合せ
YUKA CONTEMPORARY
info@yukacontemp.com / 03-5272-2476
イベントURL
情報提供者/投稿者
開催場所
Yuka Tsuruno Gallery
住所
〒140-0002 東京都
品川区東品川1-33-10-3F
最寄り駅
天王洲アイル
電話番号
03-5781-2525

詳細

参加クリエイター

展覧会内容

前回YUKA CONTEMPORARYで行われた個展「オレンジソーダのためのエチュード」で、オレンジジュースとソーダをコンビニで買い、飲むという何でも無いひとつの消費行為を「展覧会来場者の目の前で、オレンジソーダを作り、振る舞い、使用されたストローをアーティストが洗い、来場者がそれを吹いて音を出す」という儀式めいた音体験に読み替えてしまうパフォーマンスと映像インスタレーションを披露したmamoruが、今回はインスタントヌードルを題材にした作品を展開します。

ここ数年mamoruが取り組んでいる、日常品や日常行為を音体験として読み替えてしまうシリーズ「etude for everyday life/日常のためのエチュード」の第39番となる今回のアイデアは、2010年11月に「MUJI MINI RAMENのためのヴァリエーション」というパフォーマンス作品としてシドニー、メルボルンで発表されました。エフェクターやループサンプラーを用いて、ラーメンを作る過程に発生するノイズをライブで「編集/演奏」しながら、同時に作り上げたラーメンを観客にも振るまうというパフォーマンスは、現地のラジオや雑誌、Webなどでも取り上げられ好評を得ました。

YUKA CONTEMPORARYでの展示では、この作品の肝となる「即席麺にお湯を注いだ際に麺が奏でるバリバリという音」を響かせつつ、映像やオブジェ、バナーなどをドローイング的に空間に配置して行き、麺と具材の購入、具材下ごしらえ、湯沸かし、最終的においしく食するといったプロセス全体を作品化する事を試みます。また「東京ーオーストラリア間を移動し、パフォーマンス(調理)され、食されるラーメンの旅」をロードムービー化した映像作品も展示いたします。

年間累計で約850億食も消費されているインスタントヌードル(※)。
これが調理され、食される、という当たり前の光景が、音という要素を通して「別なもの」として提示されます。
また、期間中にライブ・パフォーマンスも行う予定です(詳細は後日お知らせします)。

※日本で開発された即席麺は、年間消費量人口1人当たりでは、韓国が72食と最も多く、インドネシア、ベトナム、マレーシアが60食、48食、43食で続いており、日本は42食で世界第5位。(世界ラーメン協会調べ)

関連イベント

■ オープニングレセプション: 4月9日(土) 18:00-20:00

■ mamoru『etude for everyday life / 日常のための練習曲』出版記念アーティストトーク
ゲスト:片岡真実(森美術館チーフキュレーター)
日時:4月17日(日)17:00-19:00
会場:NADiff a/p/a/r/t 店内(恵比寿)
入場無料(予約不要)
※ 30名様以降は立見となりますのでご了承ください。

日常品や日常行為を音体験として読み替えてしまうシリーズ「etude for everyday life/日常のための練習曲」を展開中のmamoruが、これまで国内外で発表してきたetudeをまとめた本を出版いたします。
出版記念イベントとして、片岡真実氏(森美術館主任学芸員)をお招きしmamoruとの対談を行います。
http://www.nadiff.com/fair_event/mamoru_etude_talk.html

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