開催時間 |
11時00分 - 19時00分
日祝は17時まで |
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休み |
3/23(月)休廊
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クリエイター在廊 |
有
会期中作家在廊予定 |
入場料 |
無料 |
作品の販売有無 |
販売有
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この情報のお問合せ |
tel:06-6311-5380
info@yart-gallery.co.jp |
イベントURL | |
情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒530-0027 大阪府
大阪市北区堂山町15-17 アクトスリービル1F |
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最寄り駅 | 梅田 |
電話番号 | 06-6311-5380 |
つちびとの創作のテーマは、命の尊さ、平和の大切さ。そして試練を乗り越える人々が
持つ強さと優しさ。重く、ともすれば薄っぺらになってしまうテーマをつちびとはさらりと謳う。
あくまでもさりげなく、おだやかに。今回は老いた母と娘、母と子、老夫婦などの新作を含め
26点を展示する。
陶人形ではなく「つちびと」と呼んでいるのは、人の外形ではなく、「心の中身」を創りたい
と思っているから。
命の愛おしさやぬくもりなど、目には見えないものを見えるかたちに、誰一人として同じ人間が
いないように、「つちびと」も唯一無二の存在として、誰かに寄り添えるものになれればと願って
制作している。
「つちびと」は、信楽の赤土の塊をイメージした形を土をこねて導きだし、中を空洞にしたあと
土をかぶせ、さらに小さな空気穴を開けます。そして、石で全体を優しく叩きながら繊細な凹凸を
刻み、白化粧を施してから乾燥させたのち素焼きに。
絵付けは、色数を抑え、塗る顔料の濃度や回数の変化のみで濃淡をつけます。その後、薄い萩釉
をかけ窯で1260度に焼成して完成させます。作家は、60才を超え、創作に苦しんだ50歳代から
離脱できた想いと、思いを伝えられる人のかたちづくりに情熱を燃やしている。
可南(KANAN)略歴
1953年生まれ 大阪府在住
1987年 陶芸と出会い、器を中心に制作を始める
10年後に自ら「つちびと」と名付けた陶人形作りに専念する
1998年 初出展した作品が文化協会会長賞を受賞
2002年 家庭画報大賞審査員特別賞受賞
阪急三番街ウインドギャラリー(大阪・梅田)作品特集
2003年~現在 各社百貨店の企画展に参加 個展を始める
2007年 マリア書房 瞳15号 別冊特集「陶造形の群像」に現代陶芸作家
12名の一人に選ばれる