淺井裕介「この場所でつくる」

淺井 裕介 「しっぽの森」 六甲ミーツ・アート 芸術散歩2014 2014年 マスキングテープ、ペン、スプレー 写真提供:六甲山観光株式会社 撮影:高嶋清俊
タグ
  • 印刷する
  • add calendar
会 期
20141115日 -  20141220
開催時間
11時00分 - 19時00分
休み
日曜・月曜・祝日休み
入場料
無料
この情報のお問合せ
ARATANIURANO
情報提供者/投稿者
開催場所
URANO
住所
〒140-0002 東京都
品川区東品川1-33-10-3F
最寄り駅
天王洲アイル
電話番号
03-6433-2303

詳細

参加クリエイター

展覧会内容

 淺井裕介(1981 年生まれ)は、目に映る身の周りすべてのものを素材とし、いつでも絵を描き続けています。 例えば、制作地で採取した土と水で描く「泥絵」、まるで植物のように壁に貼られたマスキングテープの上にマーカーペンで描いていく「マスキングプラント」、道路用のシート状になった白線素材を地面に焼き付ける「植物になった白線」など、そのいずれもが“絵を描く”手法として用いられています。 特徴的でありながらそれらが難解な手法という印象を与えないのは、時間・場所・素材を限定しない日々の描く行為から地続きであり、また描く場所も素材も無限であるからこそ、その場所でしかできないことを行うために淺井の手がそれを流れにそって選択していたからかもしれません。

 これまで国内外を問わず数々の制作に取り組んできた淺井は、空間を読み解き、その土地で与えられた条件を受けいれ、素材と場所それらすべての関係のもとに、自然に突き動かされるようにして手を動かし作品を生み出してきました。 各地に広がる作品は、淺井がそこにいた痕跡を繋ぎ、また同時にその場所で紡がれた関係や想いの循環の中にいまなお存在しています。 作品としての物質的な永続性を問えば、水によって消えてしまう泥たちや、容易に剥がすことのできるマスキングテープなどを用いることと矛盾してしまいます。 しかし消えることも残すことにも逆らわず受け止める作品には、確かな記憶と“描く”という行為自体が、ありありと時に物質よりも強くそこに継続して残されていくのです。

 3 年ぶりのARATANIURANO での個展となる本展では、米国ヒューストンのライスギャラリーにて現在開催されている初の海外個展「yamatane」での縦5m、幅34m に及ぶ泥絵の制作を通して自身の中にある制作のプロセスを再確認し、「六甲ミーツ・アート2014」にて発表した作品同様に、マスキングテープとペンで壁面ではなく空間に制作する作品が登場します。 六甲にて植物園の枝と枝の間の空間を読み解きながら、現地でマスキングテープを用いキャンバスを制作し、空間を彫刻するような感覚を味わったという淺井が、今度は室内のホワイトキューブにおいてその感覚と行為を確かめるように新たな制作に挑みます。

平均:0.0 
レビューした人:0 人

近くの展覧会

人気の展覧会

<<        >>

クリップした展覧会はありません。