John Gerrard展 「Sow Farm」

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会 期
20141114日 -  20150228
開催時間
12時00分 - 20時00分
休み
月曜日、12/27-1/5 冬季休
入場料
無料
この情報のお問合せ
RAT HOLE GALLERY
情報提供者/投稿者
開催場所
RAT HOLE GALLERY
住所
〒107-0062 東京都
港区南青山5-5-3 B1
最寄り駅
表参道
電話番号
03-6419-3581

詳細

参加クリエイター

展覧会内容

ラットホールギャラリーでは2014 年11 月14 日(金)より2015 年2 月28 日(土)まで、ジョン・ジェラードの個展を開催いたします。リアルタイム3D 技術を駆使したプロジェクション作品と映像ディスプレイ作品が発表される本展は、日本ではじめてジョン・ジェラードの作品を目にすることができる機会となります。

1974 年、アイルランド生まれのジョン・ジェラードは、本来は軍事用に開発され、現在では主にゲーム産業で用いられている技術、リアルタイム3D コンピュータ・グラフィックスを駆使し、仮想世界を取り込んだ作品を制作する作家として知られています。主に、地理的に孤絶した場所で稼働している農畜産業の姿を、数千枚の写真からなるヴァーチャル3D 映像として、時の経過やその他の環境要素と合わせて作品にしています。

本展では、大型のプロジェクション作品Sow Farm (near Libbey, Oklahoma) 2009 と、映像ディスプレイ作品Sunspot Drawing (Guantanamo City) 2012 の2 作品が展示されます。Sow Farm では、大量の分娩に従事する雌豚が収容された、大規模ながら目に見えない、アメリカ中西部に実在する農畜産業体が描写されています。畜舎の周囲を360 度ゆっくりと旋回するカメラは、24 時間365 日のサイクルで、畜舎のある風景を映し出しています。またSunspot Drawingでは、グアンタナモ(キューバ)のとある道に夜明けから日暮れまで、作家自身が虫眼鏡を手持ちで掲げ続けているシミュレーション作品です。365 日の時間経過に従って変化する、しかし仮想上のものでしかない太陽光線が生み出す光の焦点を、見る者は目で追うように導かれます。

ジェラードの作品は一見、ビデオアートなどとの類似性を感じさせますが、写真・絵画・彫刻・映画といったジャンルの境界を取り外し、さらにはその境界を拡大していく点で、「写真的立体作品 photographic sculptures」とも言えるような特異な性格をもっています。ハイパーリアリズム的な不気味さとある種の崇高さによって特徴づけられる彼の作品は、エネルギー問題、政治・経済、そして戦争といったテーマが強調され、現代社会の栄華を下支えしているグローバルな生産ネットワークの見えざる部分へと関心が向けられています。

ジョン・ジェラードは、オックスフォード大学で美術・絵画の学士号を、シカゴ美術館付属美術大学で博士号を取得し、現在はウィーンとダブリンを行き来しながら制作を続けています。第53 回ヴェネチア・ビエンナーレ(2009)での個展を含め、これまで国際的に展覧会が開催されています。現在は、ニューヨークのリンカーンセンタ―で、パブリックアート作品 Solar Reserve (Tonopah Nevada) が公開中です(2014 年10 月3 日~12 月1 日)。

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