「ジョルジョ・デ・キリコ-変遷と回帰-」展

「ジョルジョ・デ・キリコ-変遷と回帰-」展
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会 期
20141025日 -  20141226
開催時間
10時00分 - 18時00分
ご入館は午後17時30分まで
休み
毎週水曜日(但し12月3・10・17・24日は開館)
入場料
有料
一般:1,000円65歳以上:900円大学生:700円中・高校生:500円小学生以下:無料
※20名以上の団体:各100円割引 ※障がい者手帳をご提示の方、および付添者1名まで無料で入館可能
この情報のお問合せ
パナソニック汐留ミュージアム ハローダイヤル 03-5777-8600
情報提供者/投稿者
開催場所
パナソニック汐留美術館
住所
〒105-8301 東京都
港区東新橋1-5-1 パナソニック東京汐留ビル4F
最寄り駅
汐留
電話番号
050-5541-8600

詳細

参加クリエイター

展覧会内容

シュルレアリストに賞賛されながら、突如スタイルを変え、その後再び自身の原点へ。
生気あふれるデ・キリコの創作の足どりを、未亡人の旧蔵品を中心とする約100点の作品からたどる。

 本展は、20世紀を代表する画家ジョルジョ・デ・キリコ(1888-1978)の初期から最晩年までの画業を、未亡人の旧蔵品を中心とする約100点の作品からたどる回顧展です。
 イタリア人の両親のもとギリシャで生まれたデ・キリコは、青年期を過ごしたミュンヘンで、ベックリンなどの幻想絵画とニーチェの思想に影響を受けます。1911年にパリに出て、写実的でありながら現実離れした神秘的雰囲気の作品を発表し、画壇にその名を知らしめます。彫像や建築物の影が伸びる人気のない広場、そこに配されるマネキンや玩具。こうした謎めいた空間と事物が生み出す彼独自の作品は、「形而上絵画」と称され、目に見える日常の裏側に潜む神秘や謎を表現しようとしたその新しい芸術は、後のシュルレアリスト(※)たちに大きな影響を与えました。第一次世界大戦以後、デ・キリコは、古典主義絵画への関心から突如その様式を大きく変え、伝統的な技法と題材で制作を続けます。しかし、晩年には再び初期の形而上絵画へと回帰し、絶えることのない創作意欲で、新たな形而上的テーマに取り組むのです。
 本展は、パリ市立近代美術館に寄贈された未亡人イザベッラ・デ・キリコの旧蔵品を中心に、イタリアの美術館や個人のほか、日本国内の所蔵作品から、油彩を中心に水彩、素描、彫刻など、画家の各時代の代表作約100点を紹介します。そのおよそ8割が日本初公開となる作品群を通して、驚きと神秘に満ちたデ・キリコの作品世界の魅力に触れていただくとともに、自身の芸術世界に新しい価値を与え続けた70年もの彼の創作の足どりを是非追体験ください。

※シュルレアリスム(超現実主義)の芸術家のこと。アンドレ・ブルトン、ルネ・マグリット、サルバドール・ダリなど。

Ⅰ. 序章:形而上絵画の発見
1910年代、パリとフェッラーラの間で、説明しがたい謎の雰囲気を湛えた独自の芸術「形而上絵画」を生み出したデ・キリコ。ここでは、パリでデ・キリコの画商となったポール・ギヨームに関連する作品、そしてフェッラーラで描き始めた「形而上的室内」と呼ばれる作品を展示します。

Ⅱ. 古典主義への回帰
1919年頃より、デ・キリコは多くの美術館を訪れ、古典絵画の図像と技法を探求し、突如として古典に回帰した作品を描き始めます。ここでは、新たに登場した剣闘士、馬などを描いた作品、1920年代前半の重要な自画像を展示します。また、一連の素描作品により、この時期における画家の探求の多様性を紹介します。

Ⅲ. ネオ・バロックの時代-「最良の画家」としてのデ・キリコ
1940年代初頭より、デ・キリコは再び作品の様式と探求の対象を変えます。バロック絵画やロマン主義絵画のような古典の世界に新たな規範を見出そうとし、デ・キリコのネオ・バロック時代が幕を開けるのです。妻イザベッラをモデルとした作品やルーベンス風の馬を描いた絵画、そして観光絵葉書のような風景画など秀麗な作品を紹介します。

Ⅳ. 再生-新形而上絵画
デ・キリコは、1920年代より自身の形而上絵画を繰り返し複製しましたが、1960年代後半からは、新形而上絵画の時代に入り、従来の作品の様式と主題を独自に組み合わせた作品を次々と発表します。ここでは、そうした作品に加え、デ・キリコの偏愛する主題が三次元化したブロンズ彫刻も展示します。

Ⅴ. 永劫回帰-アポリネールとジャン・コクトーの思い出
デ・キリコの創作には絶えずパリの思い出が見てとれます。特に晩年に描かれた、神秘的な水浴場や太陽のある広場といった新しい主題は、アポリネールの詩集『カリグラム』とコクトーの『神話』のために制作した挿絵から着想を得ています。デ・キリコとパリの深い関係を明らかにするとともに、キリコの分身や自画像とも言える作品、そして時事的な問題を主題にした《黒い宝》などを紹介します。

関連イベント

【オープニング記念講演会】
 講師:ジャクリーヌ・マンク氏(本展監修者、パリ市立近代美術館学芸部長)
 日時:2014年10月25日(土) 14時~15時30分
 会場:日仏会館ホール(東京都渋谷区恵比寿3丁目9-25)
 主催:公益財団法人日仏会館、日仏会館フランス事務所、パナソニック汐留ミュージアム
 後援:日仏美術学会
 ◎お問い合わせ:日仏会館フランス事務所(Tel.03-5421-7641)
 ◎オンライン参加申込:http://www.mfj.gr.jp/index_ja.phpのイベントカレンダーから

【山田五郎アートトーク】
人気テレビ番組「ぶらぶら美術博物館」(BS日テレ)などでおなじみの山田五郎氏によるデ・キリコの魅力について繰り広げられる楽しい講演
 日時:2014年11月14日(金) 14時~15時(開場:13時30分)
 会場:パナソニック東京汐留ビル5階ホール
 要予約(定員200人)
 参加費:無料(ただし本展の鑑賞券が必要です)
 お申し込み方法:ハローダイヤル03-5777-8600 へ電話でお申し込みください。9月1日(月)より受付開始(受付時間8時022時)
 《必要事項》
 ①イベント名②氏名(参加希望者全員の氏名) ③住所④電話番号
 ※簡単なアンケートにご協力いただきます。
 ※受付は先着順です。定員になり次第締め切らせていただきます。
 ※お申し込み時にご提供いただいた個人情報は、本イベントの受講管理の目的のみで使用します。
   なお、個人情報をご提供いただいた時点で、上述の目的に限る使用に同意したものと見なさせていただきます。
 ※定員に達しなかった場合、当日受付をする場合があります。

【ワークショップ「立体コラージュでつくる自分の未来!」】
 自分の好きなものを、切って・貼って・組み立てて、理想の世界をつくります!
 講師:小保方昇氏(アーティスト)
 日時:2014年11月29日(土) 14時~16時(開場:13時30分)
 会場:パナソニック東京汐留ビル5階ホール
 対象:3歳から小学生までの親子
 要予約(定員20組)
 参加費:500円
 ※詳細は後日、汐留ミュージアムホームページ(http://panasonic.co.jp/es/museum/)で公開します。

【当館学芸員によるスライドトーク】
 日時:2014年11月8日(土)と12月7日(日) 14時~ (約30分)
 参加費無料(ただし本展の鑑賞券が必要です)
 予約不要(当日展示室前にお集まりください)

主催・協賛・後援

主催: パナソニック汐留ミュージアム、朝日新聞社、テレビ朝日
後援: 在日イタリア大使館、在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本、港区教育委員会、公益財団法人日仏会館、
    日仏会館フランス事務所
企画協力: ホワイトインターナショナル

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