開催時間 |
10時00分 - 18時00分
入館は17時30分まで |
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休み |
月(ただし、7 月21 日、9 月15 日【月・祝】は開館、翌日休館)
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入場料 |
有料 一般500 円、高大学生及び65~74 歳300 円、中学生以下及び75 歳以上無料(その他各種割引有) |
作品の販売有無 |
展示のみ
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この情報のお問合せ |
練馬区立美術館
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒176-0021 東京都
練馬区貫井1-36-16 |
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最寄り駅 | 中村橋 |
電話番号 | 03-3577-1821 |
「あしたのジョー」は、高森朝雄(梶原一騎の別名義)原作、ちばてつやの作画で1967年暮れから1973 年まで『週刊少年マガジン』に連載されたボクシング漫画です。連載当初から人気を博し、アニメ化、実写映画化が行われ、連載終了から40 年が経過した今なお、新たなファンを獲得し続けています。
主人公「ジョー」こと矢吹丈は、打たれても打たれても決して相手に屈せず、血反吐にまみれながら強敵に立ち向かいました。その姿は、大人が作り上げた社会体制の矛盾に対し異議申し立てを行った同時代の青年の共感を呼びます。「我々は明日のジョーである」と声明を出し、日本航空「よど号」をハイジャックした赤軍派。ジョーのライバル力石徹の劇中での死に、現実に告別式を執り行った寺山修司たち。本作は様々な事件や人々と結びついて社会現象を呼び起こし、一フィクションをこえ、時代のシンボルとして多くの人々の心に受けいれられていきました。
本展では「あしたのジョー」の作品世界を、ちばてつやによる百点以上におよぶ魅力的な原画の数々によって構成し、アニメやレコードなど同時代の関連資料から本作のひろがりを紹介します。また、ボクシングをこよなく愛し「あしたのジョー」に深く関わった寺山修司、自らの肉体と格闘し暗黒舞踏を立ち上げた土方巽、既成の芸術に反し己の肉体によるパフォーマンスをおこなった秋山祐徳太子ら、ジョーと同じ時代の空気を共有した芸術家たちの活動をたどり、「あしたのジョー」をキーワードにこの時代を振り返ります。
① 「ちばてつや、あしたのジョーを語る」
(聞き手)高取英氏(劇作家)
[日時] 8月9日(土) 午後3時より
[会場] サンライフ練馬3階・研修室 (美術館のとなりの建物になります)
・応募抽選により中学生以上の70 名様限定です。
・参加に展覧会チケット(当日以外の半券でも可)が必要です。
・申込締切 7月25日(金)必着
②パフォーマンス(事前申込不要)
「力石徹への弔辞(1970 年3 月力石徹告別式での弔辞朗読再演)」
昭和精吾氏(元「劇団 天井桟敷」団員)
[日時] 8月3日(日) 午後3時より
[会場] 当館展示室
・参加に当日の展覧会チケットが必要です。
③読み語り
「銀河万丈(声優)による読み語り」
[日時] 8月30日(土) 午後3時より
[演題] 笹沢左保『木枯し紋次郎』「土煙に絵馬が舞う」ほか
[会場] 美術館1 階・視聴覚室
・応募抽選により中学生以上の70 名様限定です。
参加に展覧会チケット(当日以外の半券でも可)が必要です。
・申込締切 8月8日(金)必着
④学芸員によるギャラリートーク(事前申込不要)
[日時] 8月23日(土)、9月6日(土)、9月13日(土) 午後3 時より
[会場] 当館展示室
・9月6日は藤森益弘氏(作家・評論家)と当館館長
・参加に当日の展覧会チケットが必要です。
≪各種イベントの申込方法≫
①イベント名 ②住所 ③氏名(ふりがな) ④年齢 ⑤電話番号を記入のうえ、往復ハガキまたはEメール(museum@city.nerima.tokyo.jp)にて練馬区立美術館へ。1 通のハガキ・メールで2 名までご応募頂けます。連名で記入してください。複数のイベントに申込の際は、1つのイベントにつき1 通のハガキ・メールを出してください。まとめてのご応募はできません。Eメールのタイトルは「希望イベント名」を記載すること。
主催 :練馬区立美術館/朝日新聞社
特別協力:高森篤子/ちばてつやプロダクション/講談社
協力:トムス・エンタテインメント/虫プロダクション/日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)/全日本シーエム放送連盟(ACC)
協賛 :スポーツニッポン新聞社/ブラザー販売株式会社
助成:芸術文化振興基金