開催時間 |
10時00分 - 18時00分
金曜日は20時00分まで 入館は閉館30分前まで |
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休み |
毎週月曜日、5/7 ※4/26~5/6 は休まず開館
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入場料 |
有料 一般500(400)円、大高生300(250)円 *( )内は20名以上の団体割引料金 *身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けた方 および付き添いの方1名、65歳以上の方、中学生以下は無料 |
作品の販売有無 |
展示のみ
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この情報のお問合せ |
高崎市タワー美術館
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒370-0841 群馬県
高崎市栄町3番23号 高崎タワー21 |
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最寄り駅 | 高崎 |
電話番号 | 027-330-3773 |
このたび、高崎市タワー美術館では、版画家・森義利(1898~1992)を紹介する展覧会を開催いたします。
森は、下町の風物や歌舞伎、平家物語や源氏物語をテーマに躍動感あふれる版画作品を制作し、日本だけでなく海外での評価も高い作家です。もともと染色家であった森は、60歳を過ぎてから本格的に版画家としての道を歩み始め、合羽版という技法で独自の作品世界を築き上げました。
合羽版とは、柿渋を塗った紙に小刀で絵柄を切り抜いて型紙を作り、刷毛で絵具を摺り込んで転写する版画技法で、ステンシルの一種といえますが、森は、この合羽版の技法に加えて、防染糊を用いて色分けする型染技法を併用しています。作品1 点に使う型紙の数は作品の色数によって異なりますが、防染して地色を残すための型、合羽摺りによって色彩を施すための型、糊置きして輪郭となる描線を摺るための型など、複数枚を組み合わせて制作されます。
その作品は、画面から飛び出してくるような迫力に満ち、また森が愛した歌舞伎や東京下町の風情など、江戸の余香が漂う古きよき日本の姿が残されています。本展覧会では、森が生涯を過ごした町、東京都中央区が所蔵する合羽版と肉筆画を中心に、粋で洒脱なその作品世界をご紹介します。
合羽版とは?
「合羽」とはポルトガル語の“capa”を語源とし、ラシャや木綿に桐油を塗った雨具のことを指しました。日本では柿渋や桐油を塗って張り合わせた紙を合羽紙といい、これに絵柄を切り抜いて型紙を作り、刷毛で絵具を摺り込んで紙に転写した版画を合羽版といいます。浮世絵など木版画の彩色にも応用された技法です。
■講演会「森義利の合羽版」
講師:松山龍雄(『版画芸術』編集主幹)
日時:5月31日(土)午後2時~
会場:高崎タワー21 集会室
申込方法:往復はがきに氏名・住所・電話番号を記入して、
下記宛にお送り下さい。はがき1枚につき1名様のお申込みとなります。5月9日当日消印有効。
〒370-0841 群馬県高崎市栄町3-23
高崎市タワー美術館講演会係
■学芸員による作品解説
4月12日・27日、5月10日・25日、6月15日・28日 午後2時~
主催:高崎市タワー美術館
特別協力:中央区教育委員会
後援:朝日新聞前橋総局、産経新聞前橋支局、上毛新聞社、東京新聞前橋支局、毎日新聞前橋支局、読売新聞前橋支局、
NHK前橋放送局、群馬テレビ、J:COM群馬、エフエム群馬、ラジオ高崎