藤本絢子個展 『誰がための羽根』

jpg.
  • 印刷する
  • add calendar
会 期
2014年 01月 31日 -  2014年 02月 15日
開催時間
11時00分 - 18時00分
休み
日曜・祝祭日休廊
クリエイター在廊
有
1/31(金),2/1(土),6(木),7(金),8(土),13(木),14(金),15(土)
入場料
無料
作品の販売有無
販売有
この情報のお問合せ
Gallery Art Composition　担当：松岡　03-5548-5858　 Mail ： info@galleryartcomposition.com
イベントURL
情報提供者/投稿者
開催場所
Gallery Art Composition
住所
〒 104-0051 東京都
中央区佃1-11-8　ピアウエストスクエア1階
最寄り駅
月島
電話番号
03-5548-5858

詳細

参加クリエイター

展覧会内容

この度、ギャラリーアートコンポジションでは、藤本絢子の個展 「 誰がための羽根 」 を開催いたします。
藤本絢子はこれまで花や金魚をモチーフとした多くの大作を制作してきました。鮮烈な色彩と自己を投影する器として描かれたモチーフからは、作品を作ることは自己肯定の行為であるという藤本絢子の世界観が映し出されています。今展に合わせて描き上げた鶴の作品では、自らの羽根をむしり、身を削って美しい錦を織り上げた「鶴の恩返し」の物語中の鶴の姿と自らの制作している際の姿が重なったことから生まれたテーマとなっております。昨年12月に音楽ユニット「歌風亞-KAFUA-」のシングルCD「いのちうた」のジャケットビジュアルを飾った原画も初展示いたします。今展覧会では、新しいモチーフを用いた藤本絢子の世界観を存分に発揮した展覧会をご覧頂きたく存じます。
---------------------------------------------------------------------------------------------------
個展によせて

私にとって作品を作ることは自己肯定の行為である。
生活の中で他者そして自分に大きく失望し、進む目標や行動の意義が揺らいでしまう時も、その焦燥感や痛みを色彩、マチエールへと具現化し作品として昇華、完結出来た時にそれまでの全ての事象を肯定できる境地になれる。
しかしその昇華、完結出来るまでの制作過程では胸に刺さった針を引き抜くような、身を削るような痛みが伴い、その作品の真に迫ろうとすればするほどその痛みは強くなる。自己を肯定したい－救われたいために新たな痛みを産みながら作品を作る。そしてその作品は世の中の大多数にとってはあっても無くても何の影響もないという事実。それでも私は作品を作ることを止めることは出来ないだろう。
「鶴の恩返し」で自らの羽根をむしり機を織った鶴は、本当は何の為に、誰の為にその身を削り美しい錦を織り上げたのか。
"誰がための羽根"とは、身をやつしながら羽根を抜き機に織り込む鶴と自らの様が重なったことから生まれたテーマである。

藤本絢子
---------------------------------------------------------------------

平均：0.0 
レビューした人：0 人

近くの展覧会

人気の展覧会

<<        >>

クリップした展覧会はありません。