西村多美子写真展―憧景

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    会 期
    20140205日 -  20140222
    開催時間
    12時00分 - 19時00分
    休み
    会期中無休
    クリエイター在廊

    2/5
    入場料
    無料
    作品の販売有無
    販売有
    この情報のお問合せ
    ときの忘れもの
    Tel:03-3470-2631
    E-mail:info@tokinowasuremono.com
    イベントURL
    情報提供者/投稿者
    開催場所
    ときの忘れもの
    住所
    〒113-0021 東京都
    文京区本駒込5-4-1 LAS CASAS
    最寄り駅
    駒込
    電話番号
    03-6902-9530

    詳細

    参加クリエイター

    展覧会内容

    1970年前後から、日本各地の風土と人々を撮影してきた西村多美子のヴィンテージプリントによる展覧会を開催します。 東京に生まれた西村は、幼少期からいつか行ってみたいと憧れを抱いていた北海道、東北、北陸へ季節を変えて幾度となく一人旅へ出ています。70年代前半の地方の土地の持つ独特な個性に新鮮さをおぼえ、その風土と人々に魅了され、シャッターを切っています。

    本展は二会場同時開催となります。
    第一会場のZEN FOTO GALLERYでは〈しきしま〉シリーズを、第二会場のときの忘れものでは〈憧景〉シリーズをご覧いただきます。

    ときの忘れもので発表する『憧景』シリーズの全32点の写真は、すべて作家のもとに保管されていた撮影当時に焼かれたヴィンテージプリントです。
    出品リストに記載した部数(1部または2部)は、当時制作されたヴィンテージの部数です。
    これとは別に、後年に作家が焼いた「モダンプリント」があります。
    展示しているヴィンテージプリントの価格は以下のとおりです(すべてシート、税込み)。
    E-mail. info@tokinowasuremono.com

    ・全紙サイズ(出品番号1~12番) 126,000円 ※額代別
    ・四切サイズ(出品番号13~26番) 63,000円 ※額代別
    ・六切サイズ(出品番号27~32番) 42,000円 ※額代別

    「憧景」 西村多美子
    卒業後はアルバイトをしたり、雑誌の仕事をして原稿料が入ると、旅に出かけた。北国が圧倒的に多い。幼少時に父が出張先から送ってくれた絵葉書が数十枚あり、それを畳に並べてながめるのが好きだった。雪国の風景や祭りの様子は何度見ても飽きなかった。昭和29年消印の仙台の七夕の絵葉書だけが残っていて、他は今では散逸してしまった。
    幼心にいつか行ってみたいと、憧れを持っていたせいで、北海道、東北、北陸へは季節を変え、何度も行った。海が好きで内陸へ行っても、必ず海に出るコースを考えた。海と山のある町、函館や小樽、北国でなくても神戸や横浜も好きな町だった。
    '72年に函館を起点にして、八戸、久慈、盛岡、田老、宮古、釜石、気仙沼と三陸を南下した。田老では防潮堤に上り、海側と背後の家々をかわるがわる眺めた記憶がある。津波が防潮堤を越え、家々を破壊してしまう事など、想像さえできなかった。この旅は日数に拘束されず、気ままに歩いた。どこも陽が燦々とふりそそぎ、コントラストの強い写真が残っている。
    一方、'75年の三陸は、秋雨前線の真っ只中で、濡れそぼって歩いた記憶が強い。このときは初めての個展「港町」の撮影で、気仙沼、大船渡、盛、釜石と北上し、遠野へも足を伸ばした。気仙沼・小鯖の船着場で遊ぶ少女たちの写真を展覧会のDMにした。つかの間の晴れ間に、子供たちが外に出て遊んでいた姿が目に浮かぶ。船着場で出会った少女たちは今、どうしているのだろうか。40代の女性になっているはずだ。
    70年代前半、あの頃はどこへ行っても、その土地の持つ独特な個性が感じられて新鮮だった。若さのせいもあるだろうが、新幹線は東海道だけだったし、地方は都市に塗れることなく、確たる存在感を持っていたと思う。
    (西村多美子写真集『憧景』より抜粋)

    関連イベント

    第一会場 ZEN FOTO GALLERY
    「西村多美子写真展―しきしま」
    http://koten-navi.com/node/38939
    会期:2014年2月5日[水]―3月1日[土]
    12:00-19:00  ※日・月・祝日休廊
    東京都港区六本木6-6-9ピラミデビル208号室
    Tel.080-4652-7058
    http://www.zen-foto.jp/index.html

    第二会場 ときの忘れもの
    「西村多美子写真展―憧景」
    会期:2014年2月5日[水]―2月22日[土]
    12:00-19:00  ※会期中無休

    ●イベントのご案内
    2月8日[土]18時~20時にZEN PHOTO GALLERYにてレセプションパーティーを開催します。

    ■西村多美子 Tamiko NISHIMURA(1948-)
    1948年東京に生まれる。東京写真専門学院(現東京ビジュアルアーツ)で写真を学ぶ。学生時代の1968年頃アングラ劇団「状況劇場」の写真を撮る。初めての撮影は「由比正雪」で、唐十郎や麿赤児、四谷シモンなどの怪優たちに目を見張ったという。卒業前に、復帰前の沖縄へ初めての一人旅へ出る。1969年卒業後はアルバイトや雑誌の仕事を行ない、原稿料が入るとカメラを持って旅に出掛けた。撮影地は圧倒的に北海道と東北が多いが、関東、北陸、関西と広範囲にもおよんでいる。1990年代からはヨーロッパ、キューバ、ベトナムなど海外を撮影している。

    写真展
    1975年 「港町」東京写真専門学院ギャラリー/東京
    1980年 「町 東京編」銀座ニコンサロン /東京
    1981年 「町 北国編」新宿ニコンサロン /東京
    1982年 「舞人木花咲耶姫」小西六ギャラリー/東京
    1983年 「音楽 指揮者大友直人」ミノルタフォトスペース/東京
    1998年 「しきしま」Taka Ishii Gallery/東京
    2000年 「(小尚)景」スタジオエビス/東京
    2001年 「Vent calmoso ~熱い風~」東京写真文化館/東京
    2004年 「短歌絶叫 福島泰樹」PLACE M/東京・「西村多美子写真展」I-GONG Gallery/韓国テジョン市
    2005年 「熱い風」PLACE M
    2009年 「しきしま」ギャラリー蒼穹社/東京
    2012年 「憧景」ビリケンギャラリー/東京
    2014年  同時開催「しきしま」禪フォトギャラリー/東京・「憧景」ときの忘れもの/東京

    写真集
    『しきしま』 東京写真専門学院出版局 1973年
    『熱い風』 蒼穹舎 2005年
    『福島泰樹短歌絶叫』 鳥影社 2005年
    『実存 1968-69状況劇場』 グラフィカ編集室 2011年
    『憧景』 グラフィカ編集室 2012年

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