第三回 富士山景クラシック 正統としての伝統

第三回 富士山景クラシック 正統としての伝統 (Galerie SOL)
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    会 期
    20140203日 -  20140208
    開催時間
    11時00分 - 19時00分
    最終日17時00分まで
    入場料
    無料
    この情報のお問合せ
    Galerie SOL
    情報提供者/投稿者
    開催場所
    GALERIE SOL
    住所
    〒104-0061 東京都
    中央区銀座1-5-2 西勢ビル6F
    最寄り駅
    有楽町
    電話番号
    03-6228-6050

    詳細

    展覧会内容

    第3回「富士山景クラシック」開催を迎えるに当り、あらためて振り返ると第1回「富士山景クラシック」(1993年は酒の勢いで、「ひと富士山、つまり、海抜0メートルの駿河湾から富士山南西部に位置する最も高い剣ヶ峰3775.63メートルまで昇りつめる」という野望(冗談?)から始まりました。そして第2回「富士山景クラシック」(2003年)では生真面目にみんなで「富士山」をまるごと考えるさなか、この年は富士山をめぐる噴火説が巷を賑わし、我々の生活を脅かす”実体の山”として恐れられました。さらにそれから8年後、(2011年3月11日)、我々は未曾有の脅威に遭遇し、地球という惑星に這いつくばっている私たちの脆弱な存在が露になったことも経験しました。奇しくも、昨年代37回ユネスコ世界遺産委員会において、『富士山』はユネスコ世界文化遺産となり、富士山の「自然環境と人間の営みの中で、信仰や芸術・伝統的風習などが長い年月をかけて地域共同体と結びついて結果形成された風景」という”文化的景観”において巷を賑わせています。「能、殊に無限能においては、演者はあの吹き抜けの舞台で、一人生身の肉体であることを超越して”そこに居たい”、・・・・・ただ立っているだけでひとつの宇宙を象り(かたどり)うる存在感。どうやってそれを持つか。舞台で、立っているということは、能の場合、前後左右から無限に引っ張られているその均衡の中に立つということなのだ。逆に言えば、前後左右に無限に力を発して立つ。無限に空間を見、しかも掌握する。それがカマエである。」これは今福龍太氏の『ここではない場所』(岩波書店)で触れている能楽師観世寿夫の残した言葉ですが、観世氏が”力が放射状に拡散していく舞台空間のなかでシテが立つべき中心軸のありよう”に腐心しているポイントは、『正しくありうるべき姿』なのではないかと換言したくもなります。
     今回のテーマ『正統としての伝統』はこの混沌の中で向かうべき道を人類総出で模索している今、少なくとも”ただ立っているだけで一つの宇宙を象り(かたどり)うる存在感”を具体化している”富士山”を本当の意味で正当化したいという思いの中で提案してみたものです。

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