開催時間 |
9時00分 - 17時00分
入館は16時30分まで |
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入場料 |
有料 大人1,000円(900円)、大学高大生・70歳以上の松本市民600円(500円) ※( )内は20名以上の団体料金 ※ 中学生以下無料、障害者手帳携帯者とその介助者1名無料 ※リピート割引:大人600円、大学高校生・70歳以上の松本市民300円(2回目以降の観覧料、他の割引との併用不可) |
作品の販売有無 |
展示のみ
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この情報のお問合せ |
松本市美術館
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒390-0811 長野県
松本市中央4-2-22 |
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最寄り駅 | 松本 |
電話番号 | 0263-39-7400 |
藤松博(1922・大正11年~1996・平成8年)は、長野県に生まれ、東京高等師範学校を出て図画の教師となりました。終戦とともに社会の変革が進むなか、芸術の世界においても、既成の価値基準から脱却し、より自由で実験的な作品発表の場として、無審査・無賞の公募展、アンデパンダン展が登場。藤松は、「読売アンデパンダン展」へ連続出品します。静かな中にも社会風刺的意味合いを含んだもの、海外の新しい美術に触発された作品などを制作し、個展での発表も行って、瀧口修造はじめ、多くの批評家から高く評価されました。
1959(昭和34)年から2年半のニューヨーク滞在の後、「ひとがた」や、「旅人」シリーズといった独自のスタイルを生み、煤や型紙を使った表現や繊細な素描に「光と影」を追求しますが、終始自己(人間)を問いながら、求道的とも言える制作を貫きました。また、保守的な美術団体には属さす、出版文化、美術批評家等とのつながりを深めた作家としてのスタンスも特筆されるところです。
本展が、藤松博の生涯を通した画業を辿り、それを通して戦後美術の一つの断面に光を当てる機会となれば幸いです。
※ 油彩・水彩・素描・版画等 約180点展示
■対談会・鼎談会
・記念対談会「藤松博とその時代」 講師/谷新(宇都宮美術館館長)、小川稔(松本市美術館館長)
日時/10月20日(日)14:00~
会場/美術館 多目的ホール
料金/無料 ※要事前申込
・スペシャル鼎談会「刷り師が語る藤松博の魅力 -人と版画-」
講師/木村希八(版画刷り師)、渡辺達正(多摩美術大学教授・版画家)、
小川稔(松本市美術館館長)
日時/11月9日(土)14:00~
会場/美術館 講座室・市民アトリエ
料金/無料 ※要事前申込
■ワークショップ
・〈高校生講座〉「この素材で描いちゃう? ‐藤松博作品から絵画表現を学ぶ‐」
講師/三浦明範(武蔵野美術大学教授)
日時/10月26日(土)10:00~16:30
会場/美術館 講座室・市民アトリエ、企画展示室
料金/材料費(実費)
■学芸員によるギャラリートーク
日時/10月19日(土)・27日(日)、
11月10日(日)・16日(土)・17日(日)、23日(土)、24日(日)
各日14:00~
会場/企画展示室
料金/無料(ただし、展覧会チケットが必要)
主催 松本市美術館
共催 信濃毎日新聞社、NBS長野放送
後援 市民タイムス、松本平タウン情報
〈前売券〉大人800円、大学高校生・70歳以上の松本市民400円(販売期間10月11日まで)
取扱プレイガイド:松本市美術館、井上百貨店、カタクラモール、アップルランド県内全店、こばやし画材、シナノ画房、手塚信古堂