特別展 京都 - 洛中洛外図と障壁画の美

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会 期
20131008日 -  20131201
開催時間
9時30分 - 17時00分
金曜と11月2日(土)、3日(日・祝)は20時00分、11月4日(月・休)は18時00分まで開館。
入館は閉館の30分前まで
休み
月(ただし、10月14日(月・祝)、11月4日(月・休)は開館。10月15日(火)、11月5日(火)は休館
入場料
有料
一般 当日1500円、前売1300円、団体1200円
大学生 当日1200円、前売1000円、団体900円
高校生 当日900円、前売700円、団体600円
※団体は20名以上。※中学生以下無料
作品の販売有無
展示のみ
この情報のお問合せ
東京国立博物館 03-5777-8600 (ハローダイヤル)
イベントURL
情報提供者/投稿者
開催場所
東京国立博物館 平成館
住所
〒110-8712 東京都
台東区上野公園13-9
最寄り駅
上野
電話番号
03-3822-1111(代表)

詳細

展覧会内容

東京国立博物館1会場のみ48日間限定、京都でも見ることのできない京都

平安京が定められて1200年がたった今も、国内外から1年に5千万人が観光に訪れるほど、多くの人々が京都に魅せられています。それは何よりも、京都が長い間、日本の都として伝統文化を育み、継承してきたことによるところが大きいでしょう。本展覧会では、その京都の400年前の姿に注目します。
 はじめに、天下人が覇を唱えた時代の人々の暮らしを、京都市中と郊外の数々の名所とともにつぶさに描き出す「洛中洛外図屏風」によって、当時の都の全体像を俯瞰します。本展では、国宝、重要文化財に指定されている七件すべてが一堂に会します。祭り囃子の音色が聞こえてくるような画面には、生き生きとした人々の姿と、四季の景観が鮮やかに描かれています。さらに「洛中洛外図」には、京都を支配した人々の都への眼差しが色濃く反映されています。「洛中洛外図」の名品の数々によって、当時の天皇の権威や、武士、寺社の勢力がどのようにあらわされているかを知ることができるのです。
 さらに「洛中洛外図」でもしばしば描かれた、京都を象徴する三つの場所をとりあげます。伝統権威の象徴である京都御所、徳川将軍の権力を誇示する二条城、そして石庭で世界的に知られる龍安寺のそれぞれの室内を飾った襖絵(含障壁画)を、当時の空間構成や配置を検証しながら展示します。これは、現代まで大切に受け継がれてきた類まれな伝統文化を空間ごと体感いただこうとするものです。そこには宮廷文化、仏教文化そして武家文化が織り成す、京都ならではの美の空間が広がります。
現在は当地を訪ねても、描かれた当時の絵を目にすることはできません。本展は花のみやこ、京都の伝統文化に育まれた魅力ある美の空間を体感できるこれまでにない展覧会です。

国宝・重要文化財指定「洛中洛外図屏風」全七件が一堂に

京都の市中(洛中)と郊外(洛外)の街並みと風俗を、高い視点から見下ろして描いた「洛中洛外図」は、室町時代に生まれ、江戸時代を通して数多く制作されました。本展覧会では国宝、重要文化財に指定されている「洛中洛外図屏風」全七件、すべてを展示します。
 現在、国宝、重要文化財に指定されている「洛中洛外図屏風」は以下の七件です。
 国宝「洛中洛外図屏風 上杉本」狩野永徳筆(山形・米沢市上杉博物館蔵)、重文「洛中洛外図屏風 舟木本」岩佐又兵衛筆(東京国立博物館蔵)、重文「洛中洛外図屏風 歴博甲本」(千葉・国立歴史民族博物館蔵)、重文「洛中洛外図屏風 歴博乙本」(千葉・国立歴史民族博物館蔵)、重文「洛中洛外図屏風 福岡市博本」(福岡市博物館蔵)、重文「洛中洛外図屏風 勝興寺本」(富山・勝興寺蔵)、重文「洛中洛外図屏風 池田本(岡山・林原美術館蔵)。
これら国宝・重文指定の「洛中洛外図屏風」が一堂に介する、まさに本邦初の展覧会です。
※会期中展示替えがあります。

岩佐又兵衛と「洛中洛外図屏風 舟木本」

重文「洛中洛外図屏風 舟木本」は国宝「「洛中洛外図屏風 上杉本」と優劣をつけ難いほどの名品で、浮世絵の創始者といわれる岩佐又兵衛(1578-1650)によって描かれました。又兵衛は、武将荒木村重の子といわれています。信長への謀反によって一族郎党は惨殺され、生残った又兵衛は絵師として身を立てることになりました。
 又兵衛は、古来描かれたやまと絵の主題やモティーフを独特の形態感覚でとらえた人物図や、彩り豊かでありながら凄惨な場面が繰りひろげられる絵巻物で知られます。さらに「洛中洛外図」や「祭礼図」といった風俗画では、豪華絢爛な画面のなかに、群集のエネルギーが溢れています。安土桃山時代に活躍した絵師のなかでも又兵衛は破格の存在です。
 大坂の陣の直前と思われる京都を描いた「舟木本」ではさまざまな人間模様をつぶさに描写しており、画面からは享楽にふける人々の熱気がほとばしるよう。その一方で、豊臣家(豊国社と方広寺大仏殿)と徳川家(二条城)を対峙させ、当時の緊迫感もあわらしています。「舟木本」をより深くご覧いただくことによって、又兵衛がどんな「京都」を夢想したのかを感じていただけると思います。

超高精細映像4Kで体感する龍安寺石庭の四季

本展の見どころのひとつに、先進の技術による展示映像があります。
 「洛中洛外図 舟木本」の高精細映像を 4 X 4メートルの大型スクリーン四基に拡大投影。緻密に描かれたその細部まで
ご覧いただきます。
 さらに「龍安寺の石庭」を一年にわたって超高精細映像4Kで撮影しました。国内外を問わず人気を誇る石庭の移ろいゆく四季を、ほぼ実寸大(幅約16メートル)の巨大スクリーンに映し出し、空間として表現します。振るハイビジョンの4倍の解像度を誇る4K映像は、枯山水の空気感おも再現し、まるで龍安寺にいるかのような感覚を体験していただけることでしょう。

ニューヨークから初の里帰り

龍安寺の方丈の石庭を見渡す室内には、かつて九十面の襖絵がありましたが、明治の廃仏毀釈の時代に売却され、その後散逸しました。そのうち二十面はアメリカにわたり、現在、メトロポリタン美術館とシアトル美術館が所蔵しています。また、六面は2010年、アメリカのオークションにかけられ、英国人の仲介により、115年ぶりに龍安寺に戻りました。
 龍安寺を飾っていたこれら十八面が一堂に介するのは、1933年に大阪城で展示されて以来の事です。
 また、メトロポリタン美術館所蔵の「列子図襖」は、今回が初めての里帰りです。
 
二条城から全八十四面の障壁画を一挙展示

慶応三年(1867)、第十五代将軍徳川慶喜が大政奉還を近臣に諮問したといわれる、二の丸御殿黒書院一の間、二の間を飾っていた、狩野尚信筆の障壁画、全六十九面を展示します。また城のシンボル、二の丸御殿大仏間四の間を飾る狩野探幽の
「松鷹図」十五面も出展。今日の二条城では、複製模写が展示されているその空間を、本物の障壁画で再現します。
これほどの規模で二条城の障壁画が出展されるのは、もちろん史上初めてのことです。

主催・協賛・後援

主催:東京国立博物館、日本テレビ放送網、読売新聞社
特別協賛:タマホーム
協賛:光村印刷、日本興亜損保
協力:全日本空輸、日本貨物航空、日本通運、JR束日本、BS日テレ、シーエス日本、ラジオ日本、J-WAVE、文化放送、テレビ神奈川、楽天トラベル
技術協力:キヤノン、キヤノンマーケティングジャパン、JVCケンウッド、凸版印刷

特記事項

[チケット発売]
 前売券 7月13日(土)-10月7日(月)
 当日券 10月8日(火)-12月1日(日)
[チケット発売所]
 東京国立博物館正門チケット売場(窓口、開館日のみ)、展覧会公式ホームページ、
 JR東日本の主なみどりの窓口・びゆうプラザ(一部の駅を除く)、ローソンチケット(Lコード:33999)、
 セブンーイレブン(セブンコード:023-048)、チケットぴあ(Pコード=前売・当日:765-642)、イープラス、楽天チケットほか主要プレイガイド

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