生誕130年 橋本関雪展

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会 期
20130914日 -  20131020
開催時間
10時00分 - 18時00分
金・土曜日は夜間開館(20時00分まで)
入場は閉館の30 分前まで
休み
9 月17 日(火)、24 日(火)、30 日(月)
※神戸ビエンナーレ開催に伴い、10 月は無休
入場料
有料
一般1,300(1,100)円、大学生900(700)円、高校生・65歳以上650(550)円、中学生以下無料
※( )内は、前売料金及び20名以上の団体割引料金(高校生・65歳以上は前売なし)
※前売券はチケットぴあ(Pコード:765-799)、ローソンチケット(Lコード:55581)等で販売
※前売券の販売は9月13日(金)まで
※障害のある方とその介護の方1名は各当日料金の半額(65歳以上を除く)。
※割引を受けられる方は、証明できるものをご持参ください。
※コレクション展の観覧には別途観覧料金が必要(本展とあわせて観覧される場合は割引あり)
この情報のお問合せ
兵庫県立美術館
情報提供者/投稿者
開催場所
兵庫県立美術館
住所
〒651-0073 兵庫県
神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1 [HAT神戸内]
最寄り駅
岩屋
電話番号
078-262-0901

詳細

参加クリエイター

展覧会内容

本展覧会は、兵庫県ゆかりの日本画家、橋本関雪の生誕130年を記念して開催します。橋本関雪は1883(明治16)年、旧明石藩の藩儒であった橋本海関を父として、現在の神戸市中央区に生まれました。12歳から日本画を学びはじめ、1903(明治36)年、竹内栖鳳の画塾竹杖会に入門し、研鑽を積みました。1908(明治41)年の第2回文展で初入選、その後文展で入選、受賞を重ね、やがて官展の代表的画家としての地位を確立します。漢学の深い教養にもとづき中国の古典に取材した数々の作品を発表したほか、石濤や八大山人などの明末清初の文人画家に傾倒し東洋画の本質を南画に見出した関雪は、新南画とよばれる新領域を拓きました。また動物画にも優れた力量を発揮、多くの名作を残しています。
1934(昭和9)年帝室技芸員、1935(昭和10)年帝国美術院会員などを歴任するなど大正から昭和にかけての日本画壇で大きな足跡を残し、戦争中は戦地へ赴き聖戦画などを制作しましたが、終戦を見ずに1945(昭和20)年2月、狭心症の発作により亡くなりました。今回の展覧会では、文展、帝展への出品作である六曲一双の屏風の大作を中心に、約70点の作品で画業を回顧するとともに、彼の南画への関心にも焦点をあて、関雪独自の美意識、絵画観について考察します。

第1章 初期の作品~文展入選まで
元明石藩の儒者、橋本海関を父として神戸・坂本村(現在の中央区楠町)に生まれた橋本関雪は、漢学、詩文に長じ、古美術にも深い見識を持っていた父の影響により、幼い頃から漢籍に親しみ、その教養を身につけました。12歳から本格的に日本画を学び、21歳のとき竹内栖鳳の画塾竹杖会に入門、京都と神戸とで制作三昧の日々を過ごします。本章では、このたび新発見の作品を含め、若くして優れた才能を発揮した関雪の最初期から、1908年に第2回文展へ初入選するまでの作品を展示します。

第2 章 文展での活躍
1908年の第2回文展入選以降、連続して文展に入選、関雪は堰を切ったかのごとく画才を発揮、代表作がこの時代つぎつぎと生み出されていきます。本章では、中国の古典や、日本の歴史的題材を描いた作品、さらに中国への旅の印象をもとに制作した作品など、明治末から昭和初期にかけての文展、帝展への出品作を中心に展示します。六曲一双の大画面に展開される雄渾、華麗な絵画世界はまさに圧巻であり、関雪芸術のひとつの到達点といってもよいでしょう。

第3 章 南画と関雪
この章では、関雪の南画への関心を示す作品を紹介します。中国書画や文物に対する愛着は、関雪の芸術の根底にありますが、大正半ばごろからその傾向が顕著になります。この時期、ヨーロッパ旅行にも出かけ、後期印象派の諸作品に衝撃を受ける一方で、ますます東洋画、南画への確信を深めていきました。画家として、いよいよ充実期に入った関雪は、日本人画家としての自らの立ち位置を再確認すべくさかんに著述をおこない、制作の上でも様々な表現を試みます。新南画とよばれる色彩豊かな山水画、白描による作品、大和絵風の作品など一つのスタイルにとどまらない多彩な世界を紹介します。

第4 章 動物画の世界
関雪の名を不朽ならしめ、文部省買い上げとなった代表作、第14回帝展出品作《玄猿》(1933年・東京藝術大学蔵)をはじめとする動物画の名作を本章では紹介します。後半生に集中的に描かれた動物画は、中国の画題や風物へ心を寄せたそれまでの作品とは全く異なる趣で描かれており、動物の一瞬の表情や動きを巧みにとらえて描く、四条派の動物画の伝統を関雪が確かに継承していたことを伺わせます。動物画の制作は、円熟期を迎えた画家が心機一転、もう一歩新たな境地に臨もうとした、ひとつの挑戦であったとみることもできるでしょう。

第5 章 戦争そして晩年
関雪の晩年は戦争という時代の下にあり、関雪のみならず同時代の美術家たちが彩管報国というスローガンのもと様々な制約の中で絵を描かねばならない状況にありました。そのような中、彼は日本画壇を代表する画家のひとりとして、求められた責務を果たし、旺盛な創作活動を行いました。本章は、戦争に関連のある主題を描いた関雪晩年の作品を展示します。

[掲載画像]
 《猟》(左隻) 1915 年 公益財団法人 橋本関雪記念館蔵
 《防空壕》 1942 年 東京国立近代美術館蔵
 《南国》(右隻) 1914 年 姫路市立美術館蔵
 《玄猿》 1933 年 東京藝術大学蔵
 《唐犬図》 (左隻) 1936 年 大阪市立美術館蔵 (10 月13 日まで展示)

関連情報

■記念講演会 「橋本関雪の南画における西洋と中国」
 講師:稲賀繁美(国際日本文化研究センター教授)
 9月22日(日) 14:00 ~(約90 分)
 ミュージアムホールにて 聴講無料 (要展覧会チケット・定員250 名)
 共催:兵庫県立美術館「芸術の館友の会」
 
■ギャラリー・トーク 「関雪の絵を見る」
 講師:橋本眞次(公益財団法人 橋本関雪記念館理事長・橋本関雪曾孫)
 10月6日(日) 14:00 ~(約60 分)
 企画展示室にて(当日1 時55 分に展覧会場入口に集合)
 聴講無料 (要展覧会チケット・定員50 名程度)

■学芸員による解説会
 9月21日(土)、10月5日(土)、10月19日(土) 16:00 ~(約45 分)
 レクチャールームにて 聴講無料 (定員100 名)

■ミュージアム・ボランティアによる解説会
 会期中の毎週日曜日 11:00 ~(約15 分)
 レクチャールームにて 聴講無料 (定員100 名)

■おやこ解説会
 9月28日(土) 13:30 ~(約30 分)
 レクチャールームにて 聴講無料 (定員100 名)

■こどものイベント「日本画を描こう!」
 10 月12 日(土) 10:30 ~ 15:30
 アトリエ2にて 有料 (定員30 名)
 要事前申込/問い合わせ先:こどものイベント係 078-262-0908

■同時開催の展覧会
 i)神戸ビエンナーレ2013 「横尾忠則 感応する風景」
   Yokoo Tadanori: Landscape Paintings
   10月1日(火)-12月1日(日)
   会場:兵庫県立美術館 ギャラリー棟3階
   ※神戸ビエンナーレ2013前売券を県立美術館1階ミュージアムショップで販売しています。
   ※前売券の販売は9月30日(月)まで
 
 ii)コレクション展Ⅱ
   特集 新収蔵品紹介 「信濃橋画廊コレクション」を中心に
   小企画 美術の中のかたち-手でみる造形
   「近いかたち、遠いかたち-岡普司・重松あゆみ・中西學-」
   7月6日(土)-11月10日(日)
   会場:兵庫県立美術館 常設展示室(1階・2階)

 iii)「横尾忠則 どうぶつ図鑑」 YOKOO’ S YOKOO ZOO
   7月13日(土)-9月16日(月・祝)

 iv)「横尾忠則 肖像図鑑」HUMAN ICONS
   9月28日(土)-2014年1月5日(日)
   会場:横尾忠則現代美術館
※特別展又はコレクション展の有料チケット半券のご提示で、団体
割引料金でご覧いただけます。(詳細はHPなどでご確認ください)

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