開催時間 |
9時00分 - 17時00分
最終入館は16時30分まで |
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休み |
毎週水曜(8月14日は開館)
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入場料 |
有料 300円(20名以上の団体は2割引) 中学生以下無料 |
作品の販売有無 |
展示のみ
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この情報のお問合せ |
須坂版画美術館
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒382-0031 長野県
須坂市大字野辺1386-8 |
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最寄り駅 | 須坂 |
電話番号 | 026-248-6633 |
清宮質文(せいみや・なおぶみ1917-1991)は、摺すり重ねが生み出す複雑な色調や、彫刻刀による繊細な線表現など、木版でしか表せない独自の表現を生涯追求した作家でした。戦後日本の版画史のなかでも重要な作家の一人であり、後の世代にも大きな影響を与えてきましたが、清宮は大学に籍を置くことを固辞し、弟子をとることもしなかったため、彼から直接木版の教えを受けた人はいません。清宮の作品世界に魅了された後進の作家たちは、展覧会などの限られた機会に作品や版木を観察し、また雑記帳に残された彼の言葉からヒントを得て、自らの制作の糧としています。
この展覧会では、清宮質文を敬愛する二人の木版画家を紹介します。
鈴木敦子(すずき・あつこ1968年生/千葉県在住)の作品は、複雑な摺すり重ねから生まれる優しい色調と、物語を感じさせる主題が調和した、抒情性あふれる作風です。岩佐徹(いわさ・とおる1977年生/茨城県在住)は、色の摺すり重ねや摺りによるぼかしなど、木版画の摺りが生み出す表現にこだわった、完全に抽象的な作風です。二人の個性はまったく異なりますが、それぞれが清宮作品から大きな影響を受けており、作品世界にはそれぞれが清宮作品から見出した精神が息づいています。
なお、「清宮質文展~照沼コレクションを中心に」を同時開催します。清宮質文の作品世界とともに、受け継がれる現在の木版表現をご覧ください。
出品点数:鈴木敦子木版画およびガラス絵約20点、岩佐徹木版画約20点
◇木版画体験教室その1「小さな木版画をつくろう」
日時:7月13日(土)10時~16時
講師:鈴木敦子
内容:版木にニスを塗って色の濃淡をつける方法で、多色摺り木版の小作品をつくります。
対象・定員:小学4年生から大人まで10人(申込み先着順)※6月13日より申込み受付
参加費:1000円
◇木版画体験教室その2「木版画でつくる空」
日時:7月28日(日)午前9時30分~12時
講師:岩佐徹
内容:「ぼかし」や「刷毛はけ目め」など木版画の摺すりが生み出すいろいろな表情で空を描きます。
対象・定員:小学生から大人まで10人(申込み先着順)※6月28日より申込み受付
参加費:1000円
*版画体験教室はそれぞれ開催1ヶ月前よりお申込みを受付けします。
■ミュージアムコンサート(メセナの風)
日時:7月27日(土)午後2時より
会場:須坂版画美術館ホール
出演:宮下静香(チェンバロ)、加藤文絵(メゾソプラノ)
■岩佐徹アーティストトーク
日時:7月27日(土)午後3時より
会場:須坂版画美術館展示室
*いずれもお申込みは不要です。入館料300円のみいただきます。
同時開催: 清宮質文展 ~照沼コレクションを中心に~
主催:一般財団法人 須坂市文化振興事業団 (須坂版画美術館 )
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