開催時間 |
10時00分 - 18時00分
入館は17時30分まで |
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休み |
毎週月曜日(祝日の場合は翌火曜日)
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入場料 |
有料 一般300円、大学生以下無料 ※ 65歳以上の方、障がいのある方とその付き添いの方1名は半額 ※7月7日(日)は開館記念日のため、入館無料 |
作品の販売有無 |
展示のみ
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この情報のお問合せ |
BBプラザ美術館
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒657-0845 兵庫県
神戸市灘区岩屋中町4-2-7 BBプラザ2F |
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最寄り駅 | 阪神岩屋 |
電話番号 | 078-802-9286 |
パリに魅せられた洋画家・西村功(1923-2003)の生誕90年・没後10年に際し、その画業を振り返る展覧会を開催いたします。
西村は1923年に大阪市に生まれました。3歳の時に悪性の中耳炎のため聴覚を失いましたが、17歳で大阪府立聾口話学校中等部の美術教師・神山恒に師事し、中之島洋画研究所にて洋画を学びました。1943年に帝国美術学校(現武蔵野美術大学)に入学。卒業後は関西に戻り田村孝之介に師事。聾学校で教鞭を執る傍ら、二紀会を主な発表の場として制作活動を行いました。
あるとき、佐伯祐三の「郵便配達夫」に感銘を受けた西村は、友人から借りた赤帽を被り自画像を描くようになり、これらがのちに「赤帽シリーズ」として知られるようになります。そして「赤帽」から連想される「駅」をテーマとする作品を次々と発表しました。
1965年には「ベンチの人々」(東京国立近代美術館蔵)で第9回安井賞を受賞。1970年に初めて渡欧した後は、頻繁にパリを訪れパリの街景を多く描き、とりわけメトロの駅やそこに行き交う人々を題材にした画を固有のフォルムで描き続けました。
また、西村は1971年より神戸市東灘区にアトリエを構え、神戸の街と人をこよなく愛し、描いた画家でもありました。1982年には神戸市文化賞受賞、1988年には兵庫県文化賞を受賞、1995年には神戸新聞平和賞を受賞しています。
本展覧会では、西村功コレクションで知られるシスメックス株式会社のご協力を得て、独特の人間スケッチでパリの人々が織りなす日常の機微を、メトロの駅や街景をモチーフにして詩情豊かに描いた油彩画や水彩画、デッサンなどでご紹介し、長年に亘る画業に迫ります。
■同時開催
今回は当館と神戸ゆかりの美術館、ギャラリー島田が連携し、開催時期を合わせて「西村功展」を開催する初めての試みです。
当館では、西村が描いたパリ風景を、六甲アイランドにある神戸ゆかりの美術館では神戸風景を、北野にあるギャラリー島田では、
水彩画・素描を中心に紹介いたします。
◇神戸ゆかりの美術館 TEL:078-858-1520
「没後10年・生誕90年 西村功と神戸 哀歓とユーモア」
2013年6月15日(土)- 9月23日(月・祝)
◇ギャラリー島田 deux TEL:078-262-8058
「西村功展」 2013年6月15日(土)- 7月10日(水) *終了いたしました
「ーありがとう 西村先生― 西村功展part2」 2013年8月24日(土)-9月4日(水)
◇西村功を巡るスタンプラリー
当館と神戸ゆかりの美術館、2つの施設の展覧会を巡るスタンプラリーを実施中です。
両館の展覧会チラシに2つスタンプを集めて受付に提示いただいた方、先着100名様に西村功展の記念品をプレゼントします。
主催:BBプラザ美術館・株式会社シマブンコーポレーション
後援:神戸市・神戸市教育委員会・朝日新聞神戸総局・神戸新聞社・産経新聞社・日本経済新聞社神戸支社・毎日新聞社・
読売新聞神戸総局・サンテレビジョン・ラジオ関西・株式会社神戸っ子出版
協力: シスメックス株式会社・ギャラリー島田・神戸ゆかりの美術館
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