山口晃 ~またまた澱 オリ エンナーレ 老若男女ご覧あれ~

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会 期
20130727日 -  20130929
開催時間
9時30分 - 18時00分
券売は 17:30 まで
休み
月曜日、9 月 17・24 日 *ただし、8 月 12 日、9 月 16・23 日は開館
入場料
有料
一般当日券 1,000 円(800 円) 大高生当日券 800 円(600 円)
※中学生以下無料 *( )は前売りおよび 20 名以上の団体料金
※障がい者手帳・療育手帳をお持ちの方は無料(受付でご提示下さい)
※会期中は、本展の観覧券で「コレクション展」もご観覧いただけます。
作品の販売有無
展示のみ
この情報のお問合せ
新潟市美術館
情報提供者/投稿者
開催場所
新潟市美術館
住所
〒951-8556 新潟県
新潟市中央区西大畑町5191-9 
最寄り駅
新潟
電話番号
025-223-1622

詳細

参加クリエイター

展覧会内容

山口晃は、浮世絵や大和絵を思わせる手法を用いて、古今東西、現在未来の様々なイメージを織り交ぜて描く画風で知られています。一方で、インスタレーションや挿絵の仕事、『ヘンな日本美術史』をはじめとする著書の刊行など、多岐にわたる活動を展開し注目を集めています。また、最近では 2012 年秋に平等院の養林庵書院に襖絵を奉納し話題となりました。新潟初の個展となる本展では、代表作から新作まで現在に至る画業を中心に紹介します。

山口の代表作である《百貨店圖(ひゃっかてんず)日本橋 新三越本店》《厩圖(うまやず)2004》のように、洛中洛外図でみられる、日本の伝統的な図法で緻密に描かれた建物に、行き交う人々のにぎわいやユーモアに満ちた人物が配された作品や、水墨画風に都市の町並みが俯瞰的に描かれた《Tokio 山水(東京圖(とうきょうず) 2012)》等をご覧いただきます。また、本展では、挿絵原画もみどころの一つです。新潟にゆかりの深い親鸞の像(*五木寛之による新聞小説『親鸞』の挿絵)やドナルド・キーン『私と 20 世紀のクロニクル』、挿絵の仕事をはじめるきっかけとなった澁澤龍彦『菊燈台』の挿絵原画も展示いたします。さらに、山口が何人もの作家になりきって、平面作品や立体作品、インスタレーション、映像といった何作品もの現代アート作品を出品する〈一人国際展〉の「山愚痴屋澱(やまぐちやオリ)エンナーレ」も展示します。これら多彩な作品群から、山口晃の世界観をお楽しみいただきます。

「澱エンナーレ」とは?
トリエンナーレ(*3年毎に開催される国際展)をもじったタイトルの通り、山口晃が何人もの作家になりきって、平面作品や立体作品あり、インスタレーションあり、映像ありの現代アート作品を何作品も出品する〈一人国際展〉です。
「澱エンナーレ」の「澱(おり)」とは、ワインの瓶の底に時間の経過とともにたまる「沈殿物」になぞらえた、山口自身が日ごろの営みの中で思い浮かべたものの、作品化されなかったアイデアたちです。
「澱エンナーレ」の会場でさまざまな作品と出会うとき、画家・山口晃の多様で多彩な一面に遭遇することができるでしょう。


「私が普段思いついたものの、自作の流れに位置付けられずにいたものばかりを集めた、「一人団体展」に出したものです。各作品の写真の下の文章も自分で書いて、パンフレットにして会場に配りました。このパンフレットも亦た作品のうちです。こうした作品や言説が皮肉ととられたりもするのですが、これを思いついて数瞬間得意になっている自分に先ずはむけられた展示であると思って下さい。自分でかぶった冷水が他所の人にもかかってしまったという所はあるでしょう。それでも各作品たちに愛着はあるのです。」
                                                       (『山口晃大画面作品集』より抜粋)
(c) YAMAGUCHI Akira, Courtesy Mizuma Art Gallery

主催・協賛・後援

主催: 新潟市美術館
共催: 新潟日報社、TeNY テレビ新潟
企画協力: ミヅマアートギャラリー、イムラアートギャラリー
後援: 毎日新聞新潟支局、読売新聞新潟支局、産経新聞新潟支局、BSN 新潟放送、NST、UX 新潟テレビ 21、
     NCV 新潟センター、エフエムラジオ新潟、FM PORT 79.0、 FM KENTO、ラジオチャット・エフエム新津、
     エフエム角田山ぽかぽかラジオ

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