開催時間 |
11時00分 - 20時00分
最終日17:00まで |
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休み |
休館:月曜日
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クリエイター在廊 |
有
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入場料 |
無料 |
この情報のお問合せ |
042-682-6121 担当:平林、碓井
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イベントURL | |
情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒252-0171 神奈川県
相模原市緑区与瀬259-1 |
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最寄り駅 | 相模湖 |
電話番号 | 042-682-6121 |
相模湖という固有名詞を持つ湖にまつわる様々な史実から出発して、他の人造湖の有り様や、その歴史を折り込み改変し、固有名詞がはがれ落ちた一つのフィクションからなる「どこでもない人造湖」の歴史を美術展の形式で展開させるプロジェクト。
それは、人と水のつながり、「自然」に介入する「人為的なもの」を巡る考察の場であり、過去の集積が生み出す、経験の条件を越え出た未来を想像力により補完する試みとなるでしょう。
2009年より相模原市となった相模湖町は、「潤水都市」をテーマに掲げる相模原市の水源地であり、相模湖交流センターは、2000年に神奈川県により建設された文化交流を目的とした施設である。
本展覧会は、水源地の芸術発信拠点として、その存在を含め多くの市民の皆様にご来場、ご高覧頂き、人造湖の歴史を知り、今日の芸術の在り方を考えて頂くための機会である。
それはまた、下記3項をトライアングルの構図で捉え、設立の意図を構想する当館の指針の実践を目的としています。
1.周辺環境への理解=相模湖の歴史と「水」を取り巻く環境学習
2.地域住民とセンター利用者の交流=水源地域と都市住民の交流
3.芸術文化の機会向上=理解と協力による21世紀の展望
構想計画所 Conceptual architect
2009年より始動した、前野智彦が所長を務める、ゆるやかな活動団体。
構成員は活動内容により異なる。
活動履歴
2012 版の時間 女子アートミュージアム(神奈川)
構成員:酒井一有・三田健志・前野智彦
2012 風-景-観 見逃した世界・ここにある世界(アートラボはしもと/橋本)
構成員:小林耕二郎・前野智彦
2010 更新に憑くー可塑的な無人島ー3331 アキバタマビ(秋葉原)
構成員:小林耕二郎・酒井一有・神宮巨樹・庄司朝美・鷹野健・久村卓
田中智美・谷美桜里・前野智彦・三田健志・村田峰紀
2010シンポジウム 「可塑的な無人島」 3331 アキバタマビ(秋葉原)
ゲスト:國分功一郎・千葉雅也(司会 前野智彦)
2009 鼠の口笛と、猿の咳 (神奈川県相模湖所長アトリエにて)
構成員:三田健志・前野智彦
以下 本展構成員略歴
加藤慶 研究家
1980 北海道生まれ
2012 CAMP PARTY #2 「グッド/ジェンダー/ガラパゴス」gsgp 女子美アートセンター準備室、神奈川
2009 自主企画展 心の平和/On going(吉祥寺)
2005 ワークショップ 大人の果実/東京都現代美術館
小林耕二郎 彫刻家
1975年 滋賀県生まれ
2012 風-景-観 見逃した世界・ここにある世界(アートラボはしもと/橋本)
2011 FLOW 新宿眼科画廊 にて個展(新宿)
2009 Calling ギャラリーKINGYOにて個展(千駄木)
酒井一有 詩人
1982 神奈川県生まれ
2012 「人間」展に参加 (シャトー小金井、東京)
2012 個展 「わたしのハンズ」 (東京/GEMART)
2010 個展 「鈴虫の国のジャスミンさん」 (神奈川/GALLERY F.ROUTE)
2008 個展 「骨が木の点線」(神奈川/鎌倉ワイン館 GALLERY PRIVATE)
庄司朝美 画家
1988 福島県生まれ
2012 「人間」展に参加 (シャトー小金井、東京)
2011 ASPECTS2011(タイ・バンコク/チェンマイ)
2010 更新に憑く(アキバタマビ21、東京)
鷹野健 画家
1980 神奈川県生まれ
2012 画廊翠巒にて個展(群馬)
2011 イコノフォビア - 図像の魅惑と恐怖 -(愛知県美術館ギャラリー /愛知)
2010 MUSEE Fにて個展(表参道)
2009 落石計画 第2期/Scattered Seed 残響(旧落石無線局跡/北海道 )
久村卓 美術家
1977 年東京都生まれ。
2012 あってないようなもの 3331 CUBEにて 個展(秋葉原)
2012 行きつ戻りつ つくり つくられること NADiff Gallery(恵比寿)
2011 都筑アートプロジェクト2011 横浜市歴史博物館 他(神奈川)
2009 “KAWAJI” Akiyama Galleryにて個展 (千駄ヶ谷)
神宮巨樹 写真家
1977 群馬県生まれ
2008年カメラマンアシスタントを勤めた後、独立。
現在、フリーランスとして雑誌、広告、ドキュメンタリーなどで活動。
2012 神宮巨樹 写真展BLOCK HOUSE(渋谷)
2009 TAMAVIVANTⅡ 多摩美術大学/みなとみらい(東京/横浜)
前野智彦 美術家 (構想計画所 所長)
1977 広島生まれ
2013 Yoseido Galleryにて個展(銀座) 09. 11. 13.
2012 TAMAVIVANTⅡ 多摩美術大学/パルテノン多摩(東京)
2011 所沢ビエンナーレ 引込線(埼玉)
2007 ワンダーウォールの作家たち展 (東京都現代美術館)
tani × tanaka 美術ユニット
田中智美 美術家
1986 埼玉生まれ
2012 CWAJ Contemporary Prints (Mercedes-Benz Connection 2F/東京)
2011 ASPECTS2011(タイ・バンコク/チェンマイ)
谷美桜里 美術家
1985 茨城生まれ
2011 ASPECTS2011(タイ・バンコク/チェンマイ)
2009 痕跡(多摩美術大学/東京)
三田健志 美術家
1979 広島生まれ
2011 STANDING PINE-cubeにて個展(名古屋)10. 11.
2011 ASPECTS2011(タイ・バンコク/チェンマイ)
2010 Yoseido Galleryにて個展(銀座) 08. 10.
2007 Contemporary Japanese Prints (イスラエル)
ゲスト
橋本公一(相模湖畔 相武ボートオーナー)
昭和26年 相模湖町生まれ
湖から流れてきた流木を使いプロダクトをはじめる
シンポジウム+テーブルトーク
タイトル:経験の条件を越えて
会場:相模湖交流センター2F研修室A 観覧自由
開催日時:2013年6月8日土曜日15:00~ 2時間程度
シンポジウム
タイトル:人造湖の辺で-限界芸術との出会い-
15:00~15:45 45分程度
ゲスト 橋本公一(相模湖畔 相武ボートオーナー)
聞き手 加藤慶+平林拓也(相模湖交流センター職員)
司会 前野智彦
テーブルトーク
タイトル:経験の条件を越えて
16:00~17:30 1時間半程度
基調講演 前野智彦
ディスカッサント 加藤慶/三田健志/小林耕二郎/酒井一有/久村卓
内容:前野智彦の基調講演を足がかりにスタートするテーブルクロストークは、
相模湖の史実が本展においてどのように操作され、フィクションを孕み
はじめたとき、どのような認識を生み出していくかについ検証していき
ます。フィクションとは何であるのか。この問いは、どこでもない人造
湖を美術展の形式で練り上げる本展の在り方を、メタに、展覧会とは別
の仕方で展開させるものです。フィクションからなる、一つのパースペ
クティブに投げ込まれた9名+1ユニット+ゲストが人造湖に応答した
断片たちは、経験の条件をこえたある認識を生み出します。それは、生
成を存在の発展として捉え、存在の条件から生成を模索する試みである
と同時に、未来を想像力により補完することを目指します。
主催・神奈川県立相模湖交流センター(指定管理者・アクティオ株式会社)
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