開催時間 |
9時30分 - 17時00分
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休み |
休館日: 月曜日(10月11日、1月10日は開館) 10月12日(火)、11月4日(木)、24日(水)、12月24日(金)、12月29日~1月3日 (年末年始)
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作品の販売有無 |
展示のみ
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この情報のお問合せ |
川崎市岡本太郎美術館 044-900-9898
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情報提供者/投稿者 |
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住所 |
〒214-0032 神奈川県
川崎市多摩区枡形7-1-5 |
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最寄り駅 | |
電話番号 | 044-900-9898 |
第二次大戦後、焼け野原となった東京では、新しい芸術を模索する若き芸術家たちが、実験的でユニークな運動を行いました。そうした「戦後アヴァンギャルド」世代のひとりであり、今なお活躍を続ける池田龍雄(1928年佐賀県生まれ)の世界をご紹介します。
池田は、15歳で海軍航空隊に入隊、特攻隊員として敗戦を迎えたのち、1948年に多摩造形専門学校(現多摩美術大学)に入学。まもなく岡本太郎や花田清輝らの先鋭的な運動に参加し、前衛芸術へと傾倒していきます。絵画におけるルポルタージュの可能性を探るなか、1954年の読売アンデパンダンで《網元》が注目を浴び、諷刺と諧謔にみちたペン画のシリーズが生まれます。その後も「制作者懇談会」ほか様々なグループに加わり、旺盛に作品を発表。60年代末からは概念芸術に関心を抱き、自らパフォーマンスも展開していきました。さらに宇宙と生命の深奥を描いた15年に及ぶ連作「BRAHMANブラフマン」を経て、今も精力的に制作を続けています。
本展は、こうした戦後から現在までの池田龍雄の60年にわたる仕事を概観するとともに、その間に出会った人々との交流を紹介しつつ、時代の軌跡を辿ります。
ワークショップ 「箱の中へ…」ボックス・アートを作ろう
講師:池田龍雄
日時:10月24日(日) 14:00~
場所:創作アトリエ
対象:小学生以上(小学生は保護者同伴) 25名
申し込み:先着順、9月15日(水)より電話受付開始
対談 戦後アヴァンギャルド芸術とその時代
池田龍雄×鳥羽耕史(徳島大学准教授)
日時:11月7日(日) 14:00~15:30
場所:ガイダンスホール
定員:70名(当日先着順・聴講無料)
『薔薇の葬列』上映&トークショー
池田龍雄×松本俊夫(映画監督)
日時:11月23日(火・祝)
映画上映 13:00~14:45、トークショー 14:50~15:30
場所:ガイダンスホール
定員:70名(当日先着順・聴講無料)
作家によるギャラリートーク
第一回 12月12日(日) 14:00~
第二回 2011年1月9日(日) 14:00~ ※《梵天の塔》パフォーマンスも行います
場所:企画展示室(申込み不要・要観覧券)
映画上映
A 池田龍雄『梵天』(41分) 10月17日(日)、12月5日(日)
B 松本俊夫監督『薔薇の葬列』(1時間45分) 10月31日(日)
C 池田龍雄制作『アサラット計画』、粕三平監督『怨霊伝』(計33分) 11月13日(土)、12月19日(日)
場所:ガイダンスホール
時間:各日14:00~
定員:70名(当日先着順・観覧無料)
主催 : 池田龍雄展実行委員会、川崎市岡本太郎美術館
協賛 : 堀内カラー
※会期中、展示替えをいたします。前期:10月9日~11月23日、後期:11月25日~2011年1月10日