<ランダム・アンサーズ> 宮川マサアキ展

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会 期
20130422日 -  20130427
開催時間
11時30分 - 19時00分
最終日は17:00まで
作品の販売有無
販売有
この情報のお問合せ
g-hinoki@axel.ocn.ne.jp
情報提供者/投稿者
開催場所
ギャラリー檜plus
住所
〒104-0031 東京都
中央区京橋3-9-2 プラザ京橋ビル3F
最寄り駅
宝町
電話番号
03-6228-6558

詳細

参加クリエイター

展覧会内容

 遥か遠くはなれた時空に想像される世界と日常目前にある光景との隔たりと呼応、「個」と「個ではないもの」の間の排他律、社会・政治・コマーシャリズムなどに潜む神話性といったものをテーマとして、具象的な油彩を中心に10点ほど展示いたします。作家の初個展です。

作家のコメント
 時間的、空間的に遥か遠く離れた場所...我々を抱くものとは異なる大気と地表とが触れ合うところにおいても、宇宙の諸原理の論理的展開というべき景色が広がっているのを想像することができるだろう。そのような景色―—仮にソリタリア(孤独相)とグレガリア(群集相)の集合と呼ぶことにする―—はいわゆる知的生命体が形作るものであれ非知的生命体によるものであれ、絶界らしい特異さの中にも見覚えのある秩序が見出されるに違いない。
 翻って我々自身もまさに広大な宇宙の片隅で独自のソリタリアとグレガリアを形作りつつ、偶然性の果てなく巨大な集積の結果として個々に与えられた奇妙な役どころを演じていると言えるのではないだろうか。
 そして我々がそのような苦役とも言うべき不条理劇を演じているさなか、過ぎ去りゆく時間のふとした瞬間に、まるで数直線上の彼方に突然現れる素数のごとく、美しさが出現しては消えてゆく。
 それは例えば、エスカレーターの下に跪いて指導者の不在を嘆き悲しむ乙女たちが無意識に―—あるいは何がしかの企みに応えて飛び交う天使のような従順さで―—称えるような美であるかもしれない。

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