佐竹邦子 版画展「風のかたち」

佐竹邦子「Winds work 51」 木によるリトグラフ 2011 90x65cm
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    会 期
    20130415日 -  20130427
    開催時間
    10時30分 - 18時30分
    休み
    日曜
    入場料
    無料
    作品の販売有無
    販売有
    この情報のお問合せ
    ギャルリー東京ユマニテ 03-3562-1305
    情報提供者/投稿者
    開催場所
    ギャルリー東京ユマニテ
    住所
    〒104-0031 東京都
    中央区京橋3-5-3 京栄ビル1F
    最寄り駅
    京橋
    電話番号
    03-3562-1305

    詳細

    参加クリエイター

    展覧会内容

    佐竹邦子は1970年神奈川県生まれ。多摩美術大学大学院美術研究科版画修了後、現在は同大学美術学部版画コースの准教授を務めています。
    佐竹は木によるリトグラフで制作されたユニークでスピード感溢れる作品を国内外の展覧会で発表し、多くの版画賞を受賞。また、美術館などでのワークショップを行うなど多方面で活躍し、若手版画家の中でも最も注目される作家の一人です。
    佐竹が手掛ける<木によるリトグラフ>は当初、版画家小作清史氏が多摩美術大学を中心に紹介されましたが、現在では国内さらに海外へとその広がりを見せています。
    そのような中、今春4月には阿部出版からリトグラフの本格的技法書『リトグラフを作ろう』が刊行されます。この技法書には企画編集から佐竹も関わり、佐竹の作品も紹介されています。
    本展は技法書刊行記念として、本書の紹介と併せて佐竹の1.5mもの大作を中心に10数点新作を発表いたします。
    版画による新作展ではギャルリー東京ユマニテで久しぶりの発表となります。この機会をお見逃しなく是非ご高覧下さい。

    【作家コメント】
    油彩を描く様に色を重ねて、リトグラフの持ち味である絵画表現を構築していくために、版木にコラージュし、描き、それを刷ってはまた削って刷って‥・その繰り返し。
    絵画なのに「描く」のではなく、緩り返される行程を、版画では「作る」と言います。この「作る行為」が、私にとって表現への確かな手応えとなるのです。
    テーマは、「目に見えないもの」=「風の分子」として私の感じるオリジナルの「風のかたち」です。「風が起こる」あるいは「風起こし」というかたちでも表現される風は、五感によってその存在を人に伝え、また心情にも深く関わります。
    そのものは存在せず、個として見えることは叶いませんが、「風の分子」は活力の原動力であり、いわぱ第一歩のエネルギー。
    色や形を版に刻みこみ、私は「風のかたち」を作ります。

    関連イベント

    リトグラフ技法書詳細
    「別冊・版画技法入門講座『リトグラフを作ろう』」(仮題)
    雑誌『版画芸術』第144号~151号まで連載した「版画技法講座木版リトグラフ」に追加連載分を編集。
    参考作品図版として小作青史、佐竹邦子各氏の作品を掲載。
    A4判ソフトカパー全92頁オールカラー
    定価 ¥2100(予定) 2013年4月 阿部出版より刊行予定

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