厚地朋子+山下耕平 「近所の迷子」

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会 期
20130223日 -  20130323
開催時間
11時00分 - 19時00分
休み
日・月・祝休
入場料
無料
作品の販売有無
販売有
この情報のお問合せ
taimatz 03-5820-8088
情報提供者/投稿者
開催場所
taïmatz
住所
〒101-0031 東京都
千代田区東神田1-2-11
最寄り駅
馬喰町
電話番号
03-5820-8088

詳細

参加クリエイター

展覧会内容

<近くて良く見えねえ/近くて遠い/遠くて近い>

近所に赤いレンガ作りの大きな洋館の家が建ちました。おいおい、ここはどこだ・・・と思いました。
地元の国道沿いの喫茶店には、かつて、大きなダヴィデ像が(もちろん全裸で)そびえ立っていました。

この二つの記憶はわたしの原動力のようなものです。
それで、まずは普通に絵を描いてみようと思い絵を描きました。すると、出来上がった絵は、空間が歪んだ絵になっていました。意識したわけではなく、勝手に絵の中で空間がおかしなことになってしまった。
もともとコンプレックスが多く、それを昇華するように絵を描いていたこともあり、それは今も変わっていないように思います。じゃあ何が今コンプレックスなのかというと、絵を描けば描くほど、私は「憧れの西洋」なるものに毒されているなあ、と思うこと。いつかこの毒がぬけて、大きくて逞しい絵が描けるといいな、と思って、とりあえず今は「憧れの西洋」を自分の中で食べて食べて食べ尽くして消化(昇華)してみようと思いました。

それで、まずは普通に絵を描いてみようと思い絵を描きました。すると、出来上がった絵は、空間が歪んだ絵になっていました。意識したわけではなく、勝手に絵の中で空間がおかしなことになってしまった。
自分が描いた絵から気付いたことだけど、私の見ている世界は実は絵のとおりかもしれない。

一点を凝視したときにおこる遠近の崩れ。ものの大きさが崩壊して、ものを見ているだけで酔う感覚。
手前が大きく後ろが小さいとは限らない。遠近法の通りには見えない世界。多視点の空間。 この視覚の混乱と、「憧れの西洋」へのコンプレックスは、きっとそう遠くない問題なような気がします。 絵を描けば描くほどに感じるコンプレックスを、視覚の混乱という発見を手がかりに、食べ尽くして克服してやろう と思います。

                                    2013年2月
                                          厚地朋子

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