開催時間 |
11時00分 - 19時00分
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休み |
日曜
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入場料 |
無料 |
作品の販売有無 |
販売有
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この情報のお問合せ |
AOYAMA MEGURO 03-3711-4099
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒153-0051 東京都
目黒区上目黒2-30-6 |
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最寄り駅 | 中目黒 |
電話番号 | 03-3711-4099 |
佐々木健(ささき・けん)は1976年生まれ。2002年東京藝術大学美術学部大学院壁画科修了。一昨年の個展「スティル ライブ」でデビューし、現在横浜「ハンマーヘッドスタジオ」にて制作活動中です。
前回佐々木は30代半ばにして手習いで油絵を始め、「オーディオ機材」を主題に選び、技術もままならないのに湛然な手仕事を要する細部の情報の多さ、湿度と翳りを帯びた階調は同時代の表現からするとすいぶんと様子のおかしい印象を残していました。
今展は大きく分けて2つの絵画のシリーズからなります。1つは洋画(西洋の様式に描いた日本の油彩画)への関心から特にブリジストン社製のテニスボールの連作などの静物画に取り組んだシリーズ(洋画史相関図の模写などもここに含みます)等の約10点。
もうー方は親族から着想を得たシリーズで、作家の祖母とその娘達で編んだレースや実兄のメモやスケッチの油彩による模写など約10点です。
誰もが無関心でいる異性に1人だけ密かに想いを募らせていることもありますが、いずれにせよ他人様には重要でない主題を、そこに目を付けて凝視しては描写を過剰に折り重ねることで、実物の見た目より生々しい姿が顕れるのです。
今ヒット曲はカラオケで聴衆自身が歌う時に一番感動出来ると聞きます。佐々木はもはや共通語としては無効になりつつある「洋画」 と言うストラクチャーを用いて、こうした現在の東京や日本を消え行くものを留める様に写実していきたいのです。
また会場では昭和期に一般家庭で見られた家具を再利用した什器に今展の内容に関連した書籍や資料を陳列し、絵画を補う額縁の拡張として構成します。会期中にはこの空間そのものを舞台にトークやイベントを開催予定です。(協力:田中裕之建築設計事務所)
【眞島竜男さんによるパフォーマンス「ぶんてんていてんかいそていてんしんぶんてんにってーん(仮)」】
2.10(日) 14時開場、15時開始。
出演者: 眞島竜男
日本の官展の歴史をモチーフとしたレクチャー形式のパフォーマンス。
上演後、アフタートークとして「眞島のパフォーマンスを受け止めて、ペインターと来場者で話し合う会」を行います。
日時: 2/10(日) 14時開場 15時~17時
会場:青山|目黒
協力: TARO NASU http://www.art-it.asia/u/taronasu
【座談会「なぜ、岸田劉生だったのか?」】
出演者: 蔵屋美香、沢山遼、眞島竜男、企画、佐々木健
2000年代に岸田劉生についての論考、作品を作られていた方々をお呼びして、なぜ、当時、岸田劉生だったのか?そして、現在お考えになる劉生に関するお話を伺いながら、現代に繋がる様々な問題について議論します。
日時 : 2/10(日) 18時30分~21時30分
会場:青山|目黒
入場無料(予約不要)
※ 20名様以降は立見となりますのでご了承ください。
協力: comos-tv http://comos-tv.com/
【座談会「絵とか建築の話」(仮)】
出演者: 青木弘司、田中裕之、末永史尚、佐々木健 企画、協力
:田中裕之建築設計事務所 http://www.hiroyukitanaka.com/
絵画、建築それぞれの立場で新たな展示形式を模索する方々にお集まりいただき、スライドを交えながら、これからの展示について議論します。また絵画史と建築史の交差する接点に着目し、それぞれの歴史に新たなパースペクティブを持ち込むことを目指します。
日時 : 2/17(日) 17時30分~
会場:青山|目黒
入場無料(予約不要)
※ 20名様以降は立見となりますのでご了承ください。