開催時間 |
11時00分 - 20時00分
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この情報のお問合せ |
ART FRONT GALLERY 03-3476-4869
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒150-8510 東京都
渋谷区渋谷 2-21-1 8F |
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最寄り駅 | 渋谷 |
電話番号 | 03-6418-4718 |
拡張する平面 - 大巻伸嗣の美術
現在の日本のアートシーンを代表する気鋭のアーティスト大巻伸嗣。「トーキョーワンダーウォール2000」に『Opened Eyes Closed Eyes』で入選以来、国内外の展覧会で作品を発表、展示空間を非日常な世界に生まれ変わらせ、鑑賞者の身体的な感覚を呼び覚ます、ダイナミックなインスタレーション作品を制作してきました。難解と思われがちな現代美術の中でもそのダイナミックで美しい作品によって知られています。大巻の作品は単に平面の絵画というよりも床や壁一面に広がることも多く、まさに私たちを包み込む空間へと平面を変容させる新しいアートを作っています。2009年のアジア・パシフィック・トリエンナーレに参加以降、近年はますます海外の発表も多く、2011年に台北のアジアンアートビエンナーレ、2012年にはシンガポールのエルメスで大きなインスタレーションを発表しています。(画像)一方、国内では今春、箱根彫刻の森で開催された個展「存在の証明」展で見せた薄い布を使った作品や秋のアートアクセスあだちの水を使った「イドラ」など新たなアイデアを作品化していっています。
今回、アートフロントギャラリーでは代官山と渋谷ヒカリエという全く性格の異なる2会場でそれぞれ全く異なる作品を展開します。ヒカリエではシンガポールや箱根でも展開されていた「Echoes – Infinity」の系譜に属し、空間の明と暗を意識しながら発展的に展開するインスタレーションを中心に構成します。代官山は2005年にスパイラルなどで展示、近年は展開の機会のなかった鏡と線を使った「Flotage」の系譜に属し、鏡への映り込みだけでなく、光を使ったり、実際に立体的に線を立ち上げるなど空間そのものを作品化し、見る側をより作品の中へ誘う作品を展開します。
オープニングレセプション 2月6日(水)18:00~20:00 ※18時半よりアーティストトークを予定