伊藤美緒 宮川遥弥 二人展「透明を留める新鮮」

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    会 期
    20241109日 -  20241124
    開催時間
    11時00分 - 19時00分
    休み
    月曜日,火曜日
    入場料
    無料
    展覧会の撮影
    作品の販売有無
    販売有
    この情報のお問合せ
    TEL 03-5726-9985
    info@katsuya-susuki-gallery.com
    イベントURL
    情報提供者/投稿者
    開催場所
    KATSUYA SUSUKI GALLERY
    住所
    〒152-0022 東京都
    東京都目黒区柿の木坂1-32-17
    最寄り駅
    都立大学
    電話番号
    0357269985

    詳細

    参加クリエイター

    展覧会内容

    この度KATSUYA SUSUKI GALLERYでは2024年11月9日(土)より、伊藤美緒と宮川遥弥による二人展「透明を留める新鮮」を 開催いたします。

    伊藤美緒と宮川遥弥の二人が時間をかけて話し合いながら、展覧会と共に、一冊の本を作ることを目的とした今回の企画。
    画家本人しか辿り着くことが出来ない、制作時に起こる様々な現象や、混ざり合い、そして繰り返される消滅により辿り着く、奇跡 的な均衡。
    辿り着いたその先は、二人にとっても未知の領域かもしれません。
    伊藤美緒と宮川遥弥の二人の、「透明な領域」に留め置かれた作品の数々を、この機会に、是非ご高覧下さい。 ・・・・・・・・

    ・・・・・・

    「透明を留める新鮮」に寄せて

    画家は、自身とキャンバス、または絵の具とのやりとり、そしてその先で起こったことを、必ずしも全て言葉で説明でき るわけではありません。
    キャンバスに重なっていく色や筆の動きと、画家の観察や体験は、非言語の領域で結びつき、完成・未完成という曖昧な 境界線を行き来しながら、最終的に絵画となって目の前に立ち現れます。
    その透明な領域は、描く画家自身であっても、油断しているとすぐに取り溢してしまうほどに繊細で、それでいて流動的です。

    今回の展覧会は、同名の本を制作することと並行して準備されました。
    言葉も、意味自体の他に、文章になった時の言葉選び、音、文字の並びの形など、さまざまな非言語の領域を持ちます。
    絵画における色彩やマチエール、本の中での紙の手触りなども同様です。
    それらが世界の中で、モビールのように、それぞれが独立しつつも繋がりあった時の均衡からみえるもの。
    見ることも触れることも できない領域を、世界に留めるために必要なこと。
    それらに出会う瞬間について。

    2024/10/29 宮川遥弥

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