歌川国芳展 ―奇才絵師の魔力

《相馬の古内裏》弘化 2 – 3 年(1845 – 46)頃 個人蔵 3.

《相馬の古内裏》弘化 2 – 3 年(1845 – 46)頃 個人蔵 3.

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    会 期
    20241221日 -  20250224
    開催時間
    10時00分 - 17時00分
    入場は16時30分まで
    休み
    月曜日
    12/31(火)、1/1(水・祝)、1/14(火)、2/25(火)
    ※1/13(月・祝)、2/24(月・祝)は開館
    入場料
    有料
    一般 1,800円(前売・団体 1,600円)、高大生 1,500円(前売・団体 1,300円)、小中生 500円(前売・団体 300円)
    ※税込価格。 ※ペアチケット(一般2枚セット券)2,800円(税込)※ローソンチケットのみ販売 ※オリジナルトートバック付きチケット 3,200円(税込) ※ローソンチケットのみ販売 ※前売券販売期間:2024年10月22日(火)10:00~12月20日(金)23:59 ※本展は、大阪市内在住の65歳以上の方も一般料金が必要です。
    作品の販売有無
    展示のみ
    この情報のお問合せ
    06-4301-7285(大阪市総合コールセンター)  受付時間 8:00~21:00(年中無休)
    情報提供者/投稿者
    開催場所
    大阪中之島美術館
    住所
    〒530-0005 大阪府
    大阪市北区中之島4丁目3-1
    最寄り駅
    渡辺橋
    電話番号
    06-4301-7285(大阪市総合コールセンター・年中無休 8時~21時)

    詳細

    参加クリエイター

    展覧会内容

    江戸末期の浮世絵師、歌川国芳(1797 – 1861)は、無尽の想像力と圧倒的な画力によって、斬新な作品を数多く世に生み出しました。その奇想天外なアイデア、現代にも通ずるデザイン力やユーモアは、浮世絵という枠や時代を超えて多くの人々を魅了し、国内外で高い人気を誇ります。
    30歳代始めに「水滸伝」の英雄たちを描き、遅咲きの成功を手にした国芳は、美人画と役者絵を頂点とする当時の浮世絵界で、武者絵を新たに人気ジャンルへと押し上げました。3枚続きの大画面に大胆に描かれた武者絵、ユーモアや機知に富んだ戯画、西洋画法を取り入れた風景画など、様々に趣向を凝らして新風を吹き込み、豊国(三代)、広重と並ぶ人気絵師となった国芳。その偉業は、近代・現代にも引き継がれています。
    本展は国芳展の決定版として、武者絵や戯画をはじめとした幅広い画題の浮世絵版画や貴重な肉筆画など、約400点を展示し、国芳の魅力を存分に伝えます。大阪では13年ぶりの、大規模な個展です。

    [見どころ]
    (1)イケメン、ダークヒーロー、巨漢に怪童 ――「武者絵の国芳」による魅惑のヒーロー大集合!
    3枚続きの大画面を活かしたダイナミックな構図、物語の決定的瞬間をつかむ描写力など、武者絵は国芳の手で大きく進化。その魅力は、現代の漫画やアニメにも通じます。出世作の「通俗水滸伝豪傑百八人之一個(壱人)」シリーズから、最晩年の6枚続きの大作《四条縄手の戦い》(前期のみ)まで、国芳の代名詞である武者絵の数々が一堂に並びます。

    (2)お江戸を沸かせた“笑い”の力――機知に富んだ戯画の数々に、幕府の禁令も何のその
    笑いを誘い、時に風刺を潜ませた戯画も、国芳の得意なジャンルの一つ。猫、金魚、鳥、さらには道具や玩具をも擬人化させたり、絵に二重の意味を持たせたり、言葉遊びを織り込んだりと、手を替え品を替え、多くの戯画を描きました。天保13年(1842)に、江戸幕府によって役者や遊女を描くことが禁止された際にも、戯画による笑いと風刺で苦境を乗り切ります。

    (3)猫を描いた新発見作品も!――愛猫家・国芳のアイデアと観察眼に注目!
    国芳は大の猫好きで、絵を描く時にも懐中で仔猫を可愛がったと言い伝えられるほどでした。国芳の猫たちは、戯画、役者絵、美人画などジャンルの枠を超えて登場し、人気役者に扮したり、遊郭の客になったりと、人間顔負けの活躍ぶりです。本展では、猫を描いた新発見作品の《流行猫の変化》(通期)も展示します。

    前期:2024年12月21日(土)~2025年1月19日(日)
    後期:2025年1月21日(火)~2025年2月24日(月・休)

    会 場:大阪中之島美術館 4階展示室

    関連イベント

    ◆講演会「国芳の個性とその魅力」
    開催日時:2025年1月11日(土)14:00~15:30(開場13:30)
    講 師:浅野秀剛(あべのハルカス美術館館長、大和文華館館長)
    会 場:大阪中之島美術館 1階ホール
    定 員:150名
    料 金:無料。先着順。ただし本展の観覧券(半券可)が必要。

    ◆講演会「北斎・広重と国芳の奇想」
    開催日時:2025年1月26日(日)14:00~15:30(開場13:30)
    講 師:安村敏信(静嘉堂文庫美術館館長)
    会 場:大阪中之島美術館 1階ホール
    定 員:150名
    料 金:無料。先着順。ただし本展の観覧券(半券可)が必要。

    ◆担当学芸員によるギャラリートーク
    開催日時:2025年1月15日(水)、2月5日(水)11:00~12:00
    定 員:30名
    料 金:無料。ただし当日ご利用になられる観覧券が必要です。
    申 込:展覧会WEBサイトにて公開するイベントページからお申込みください。

    ◆こども本の森 中之島×大阪中之島美術館 出張!ほんのもりピクニック(仮)
    屋内ピクニックスペースで絵本を手に取って見ていただけます。こども本の森 中之島のスタッフに
    よる読み聞かせも!
    開催日時:2025年2月1日(土)10:00~16:00
    会 場:大阪中之島美術館 1階ワークショップルーム
    対 象:どなたでも ※読み聞かせは、こども向けの内容となります。
    料 金:無料・事前申込不要

    主催・協賛・後援

    主催:大阪中之島美術館、読売新聞社
    協賛:岩谷産業、SMBC日興証券、きんでん、清水建設、大和ハウス工業、非破壊検査
    協力:ギャラリー紅屋

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