殿村任香 写真展「魂トリップ」

殿村任香 写真展「魂トリップ」
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    会 期
    20241025日 -  20241130
    開催時間
    12時00分 - 19時00分
    休み
    日曜日,月曜日
    入場料
    無料
    展覧会の撮影
    作品の販売有無
    販売有
    この情報のお問合せ
    info@zen-foto.jp
    情報提供者/投稿者
    開催場所
    禅フォトギャラリー
    住所
    〒106-0032 東京都
    港区六本木6-6-9 ピラミデビル208
    最寄り駅
    六本木
    電話番号
    03-6804-1708

    詳細

    参加クリエイター

    展覧会内容

    禅フォトギャラリーは10月25日(金)から11月30日(土)まで、殿村任香写真展「魂トリップ soul trip」を開催中です。殿村の韓国人の祖父と日本人の祖母の愛を通して、人が愛し合うということをいま一度問う内容である本作は、本年のアルル国際写真展(7月1日ー9月29日)にて、アソシエイトプログラムとしてKyotographieとSigmaによるプロデュースとKeringによるサポートで開催された「TRANSCENDENCE」で初公開され、大きな注目を浴びました。この度の展覧会とT3 Photo Asia(10月19日ー21日)への出品が、この作品の日本での初披露となります。また、展覧会に合わせ写真集『魂トリップ soul trip』を禅フォトギャラリーより刊行いたします。会期中の11月22日(金)18時からはT3 Photo Festival Tokyo ファウンダーの速水惟広氏をゲストに招きトークイベントも開催いたします。ぜひご高覧ください。

    導かれるように旅した”ソウル”への旅は、私の祖父と祖母の”魂”へと続く旅となりました
    祖父と祖母の愛は国境を越えた愛でした
    二人で敦賀の山を三つ越えてから死ぬまで愛に生きた二人でしたが、当時の情勢の中では
    日本と韓国の国境の悲しみは深く、その悲しみは誰かの憎しみの声となって祖父母の愛の
    中に轟き、その声は私の中にも暗く轟き続けていました

    初めてソウルを旅したのは2012年
    私は心臓を半分置いてきてしまったかのような、身が焦がれるような感覚になりました
    ソウルに恋をしてしまったのです

    その旅は、不思議な偶然に満ちていて、友人にも恵まれ、彼らの存在に私の悲しみは解か
    れていき、暗く轟き敬遠していたはずの韓国の存在は美しく煌めいていきました

    日本人だった祖母は約束した韓服の花嫁衣装を着て韓国人として死にました

    愛は自由です
    そして、自由は重いものです

    祖母のその意志は人を愛するということの意味を教えてくれました

    命は偶然ではなく必然であり、命の源は愛です
    祖父母がただ愛し合っただけのように
    ただ、愛そう

    国境の悲しみも、憎しみの声も、ただ愛そう

    ソウルへの恋は私の最も美しい記憶の一つとなり、祖父母の魂と共に私の命に宿っています

    —殿村任香

    殿村任香 × 速水惟広 (T3 Photo Festival Tokyo ファウンダー) トークイベント:11月22日 [金] 18時から19時 (予約不要・無料)

    【殿村任香 新刊写真集情報】『魂トリップ soul trip』
    刊行年 2024年|H182 x W257mm|112頁|掲載作品 カラー70点|ソフトカバー|英語、韓国語、日本語|800部限定|税込6,800円|プリント付特装版 イメージ2種・限定各10部 税込40,000円|お問い合わせ:info@zen-foto.jp, www.shashasha.co

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