開催時間 |
11時00分 - 17時00分
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休み |
11月6日(水)
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クリエイター在廊 |
有
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入場料 |
無料 |
展覧会の撮影 |
可 |
作品の販売有無 |
販売有 35,000円 ~ 370,000円(税別)
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子連れ |
可 |
この情報のお問合せ |
s.kuroda@quadriviumostium.com
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イベントURL | |
情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒248-0003 神奈川県
鎌倉市浄明寺5-4-32 |
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最寄り駅 | 鎌倉 |
電話番号 | 080-4110-6597 |
ギャラリーQuadrivium Ostium(神奈川県鎌倉市、代表:黒田幸代)は、2024年10月31日(木)から11月12日(火)まで、熊倉涼子による個展「汀の椰子、対蹠のグラスフロート」を開催いたします。
見どころ① 圧倒的な写実表現で多様なモチーフを重ねる
熊倉涼子は、神話・伝承、学問・思想など、人類の探求において生み出されたイメージと現実世界の様々な物を掛け合わせた油彩画を制作しています。描かれるモチーフは、作家自ら造作したオブジェもあります(参考作品参照)。作品は、こうしたオブジェに加えて、神話や歴史上の登場人物を思わせる人物像や記号など、多様なモチーフのレイヤーを複雑に重ねて構成されています。見どころは、圧倒的な写実表現により、過去のイメージと現実に存在する物が、画面上でフラットに同義化されていることです。本来なら異なるもの同士が同義化されることで、現実の前提を覆すパラドックス的な感覚を覚えさせ、いま目に映るものは果たして真実として映っているのか、を観る者に問いかけます。
見どころ② ギャラリーの古美術コレクションから得た発想に基づいた作品を出品
当ギャラリーは古美術コレクションを保有しています。企画展開催にあたり、熊倉さんには何度かギャラリーにいらしていただきコレクションをご覧いただきました。今展では、古美術にインスパイアされた新作が出品されます。展覧会タイトル「汀の椰子、対蹠のグラスフロート」は作家自らがつけました。
作品について(熊倉涼子)
Quadrivium Ostiumで様々な地域や時代からやって来た品々を拝見したとき、彼らは時間や空間の境界を超えてふいに流れついた、漂着物のようだと感じました。その中でも私は、どこから来たのか、誰が作ったのか、正確な由来がよくわからないものたちに惹かれました。その多くは、ともすると捨てられて時の流れの中に埋もれてしまっていたのかもしれません。この展示は、そうしたギャラリーのコレクションから着想を得た作品を中心に構成します。
展覧会タイトルについて(熊倉涼子)
古美術品や古い道具、現代まで残る歴史上のイメージなどについて考えたとき、彼らは漂着物のように、広大な時空の中を運良く潜り抜けてきた存在なのだと思いました。
まったく異なる由来のものたちが出会うという点でも、漂着物という概念はギャラリーで色々なコレクションを見せて頂いたときの感覚に近いかなと思いました。
そうしたことから、タイトルは漂着物についての要素から考えました。
「椰子」は、柳田國男と島崎藤村のエピソードからです。柳田が伊良湖岬でココヤシを見つけ、遠い南国のものが日本にたどり着いていることに驚き、それを藤村に話したことがきっかけで藤村は「椰子の実」という詩を書き上げたそうです。
「グラスフロート」はガラス性の浮き(ビン玉)のことで、代表的な外国からの漂着物であるらしく、カリフォルニアの漂着物コレクターが集めた日本のビン玉をまとめた本まであるそうです。
イベントのお知らせ:トーク&レセプションパーティー11月2日(土) 開催
10月31日(木)から11月12日(火)の期間中、11月2日(土)にトークショーを行います。トークショー後はレセプションパーティーを開催いたします。
【イベント概要】
開催日時:11月2日(土)14:00~17:00
開催会場:ギャラリーQuadrivium Ostium
参加費:無料
■トークショー:14:00~15:00【事前申し込み制・先着15名】
□スピーカー:熊倉涼子(アーティスト)/ファシリテーター:黒田幸代(Quadrivium Ostiumオーナー)
□トークショーのお申込み方法
下記のメールアドレス宛に、件名「トークショー参加希望」、本文に「お名前」「参加人数」「当日のご連絡先」をご記載の上お送りください。折り返しメールで返信いたします。定員に達した時点で締め切ります、あらかじめご了承ください。
s.kuroda@quadriviumostium.com (担当:黒田)
■レセプションパーティー:15:00~17:00【予約不要・出入り自由】
トークショーの後、ささやかなパーティーを開きます。パーティーのみのご参加も可能です。作家とのご歓談と作品鑑賞をお楽しみください。