開催時間 |
9時30分 - 16時30分
入場は16時00分まで |
---|---|
休み |
日曜日
祝日の翌日 |
入場料 |
有料 大人400円(350円)、中学生・高校生300円(250円)、小学生200円(150円) ※( )内は20名以上の団体料金 |
作品の販売有無 |
展示のみ
|
この情報のお問合せ |
立命館大学国際平和ミュージアム
|
情報提供者/投稿者 |
|
住所 |
〒603-8577 京都府
京都市北区等持院北町56-1 |
---|---|
最寄り駅 | 等持院・立命館大学衣笠キャンパス前 |
電話番号 | 075-465-8151 |
沖縄島北西部に浮かぶ伊江島では、沖縄戦で住民の約3分の1が命を失い、戦後も米軍による占領により島の約6割が軍用地として接収されるなど、住民たちの苦難が続きました。朝鮮戦争後の1955年に「銃剣とブルドーザー」と呼ばれる米軍による強制的土地接収が伊江島で始まった際、非暴力の土地闘争をリードして、その後に沖縄で展開される「島ぐるみ闘争」への端緒を開いたのが阿波根昌鴻(1901-2002)でした。
阿波根は、島民たちと協力して米軍の暴挙や闘争の記録を残すことを徹底し、伊江島で唯一のカメラを手に、3000枚以上の写真を撮影しました。近年、阿波根が土地闘争の様子だけでなく、住民たちのポートレイトや日常のスナップを撮影していたことが分かりました。阿波根の写真集『人間の住んでいる島』(1982 年) にも収録されることのなかったこれらの写真は、阿波根たちの土地闘争が何を守ろうとした運動であったのかを考えさせてくれます。
本展は、阿波根が1950 年代半ばから1960 年代半ばにかけて撮影した写真のうち約350 点を展示し、戦争や開発による土地収奪が続けられている現代社会について問いかけようとするものです。
会場は、立命館大学国際平和ミュージアム 1F 中野記念ホールです。
■ 11/22 13:00- 小原真史 (本展キュレーター、 東京工芸大学准教授) によるギャラリートーク
■ 11/23 13:00- トーク 「阿波根写真と伊江島の人々」
登壇者 : 比嘉豊光 (写真家) × 高科真紀 (国立民族学博物館助教) × 小原真史
■ 11/30 14:00- トーク 「伊江島、 奪われた土地をめぐる経験から考える」
登壇者 : 新城郁夫 (琉球大学教授) × 大野光明 (滋賀県立大学准教授)
■ 12/7 14:00- 映画上映会&トーク 「〈非暴力〉 という生き方──阿波根昌鴻から何を学ぶか」
登壇者 : 大畑豊 (わびあいの里) × 君島東彦 (立命館大学国際平和ミュージアム館長)
* 企画の詳細な情報については、立命館大学国際平和ミュージアムのホームページ にてご案内いたしますので、 そちらをご覧ください。
主催:立命館大学国際平和ミュージアム
共催:一般財団法人・わびあいの里、島の宝・阿波根昌鴻写真展実行委員会 企画:小原真史 協力:阿波根昌鴻資料調査会、東京工芸大学、小原佐和子、原爆の図丸木美術館
後援:沖縄県、伊江村、伊江村教育委員会、NHK 沖縄放送局、京都府、京都市、 京都府教育委員会、京都市教育委員会、京都市内博物館施設連絡協議会、KBS 京都
クリップした展覧会はありません。