開催時間 |
11時00分 - 19時00分
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休み |
月曜日,火曜日
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クリエイター在廊 |
有
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入場料 |
無料 |
展覧会の撮影 |
可 |
作品の販売有無 |
販売有
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この情報のお問合せ |
TEL 03-5726-9985
Mail info@katsuya-susuki-gallery.com |
イベントURL | |
情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒152-0022 東京都
東京都目黒区柿の木坂1-32-17 |
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最寄り駅 | 都立大学 |
電話番号 | 0357269985 |
この度KATSUYA SUSUKI GALLERYでは2024年10月19日(土)より、弊廊では初となります近藤亜美による個 展「 untitled 」を開催いたします。
「十年一昔」という言葉が感覚として合わないように感じる程に、世の中の変化のスピードの速さは、多 くの人が感じている事だと思います。 経済、テクノロジー、環境、そして人と物が複雑に絡み合いながら流れていく日常は、ふと振り返ってみ ると、知らず知らずのうちに大きな変化があったんだという事実を突き付けられ、恐ろしさを感じること もあります。 私たちは外的な影響を受けながら、出会いや別れ、また古い物を捨て、新しい物を買い、引っ越しをする など環境の変化に合わせて、必要とする人や物、場所、生活リズムが変化していきます。 そうした無意識の内にバランスをとりながら生活をするための選択の積み重ねを、近藤は「囲い」と呼ん でいます。
日々の生活の中で目にしたものをモチーフとし、描きたいものを選択し必要でない視覚はイメージに置き 換え再構成し、絵画の画面でしか成立しないモチーフのバランス(自律性)を見出すように描く近藤に とって、それは絵を描くときに似ていると言います。
しかし、時代の変化の激しさは取捨選択の時間を奪い、無意識の内に選択の頻度が増えることで、ある意 味バランスをとることに慣れ、慣れは「囲い」を守ることができますが、その一方で外(他者)との対話 が難しくなります。
それでも近藤は、見たふり、感じたふりのままにはせず立ち止まるきっかけが、完成した絵画にあると信 じています。
近藤亜美が、「私と私が描く絵画の関係性や立ち位置」について考え制作した新作の数々を、この機会に どうぞご高覧下さい。
[ステートメント]
置かれた環境や傍にあるものは、常に自分に必要なことやものであり、日々の選択によって囲いが作られ ている。ここ数年は時代の変化が著しく、無意識のうちに必要なものとそうでないもののバランスを取る ことに慣れている気がする。
慣れは囲いを守ることができるが、囲いの外を覗くことは難しくなる。
モチーフは、日々の生活の中で目にしたものを描いている。描きたいものを選択し必要でない視覚はイ メージに置き換え再構成している。
“過去”(モチーフ)を“今”描き、筆を置くことでまた“過去”となる。 描く“今”が、囲いの外に向き合おうとする。
近藤 亜美