開催時間 |
12時00分 - 19時00分
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休み |
日曜日,月曜日,火曜日,祝日
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入場料 |
無料 |
作品の販売有無 |
販売有
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この情報のお問合せ |
KOKI ARTS
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒101-0031 東京都
千代田区東神田1-15-2 ローズビル1F |
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最寄り駅 | 馬喰町 |
電話番号 | 03-3865-8650 |
この度、KOKI ARTSでは篠田守男個展を開催いたします。KOKI ARTSでは2度目の個展となる本展では、新作と近作を交えて10点を展示いたします。
篠田の彫刻は、張力をかけたワイヤーを利用して作品の一部を中空に固定した『TC (Tension and Compression)』シリーズが長年代表作として知られています。本展では、テンションにより金属が浮いている作品と共に、東日本大震災後に作り始めた重力を意識した作品(石や錘を使用)が展示されます。制作を70年以上続けている篠田守男が生み出す彫刻には、独自のスケール感と自然観が存在しており、90歳を超えても創作意欲の衰えぬ芸術への探究心が垣間見えます。
篠田守男(1931年生まれ)は、1952年に通商産業省に勤務するかたわら、独学で彫刻を始める。1953年、青山学院大学を中退。1963-64年、シカゴ美術館附属美術大学へ留学。1963年以降、国内外で作品を発表。1965-67年、サンフランシスコ近代美術館やニューヨーク近代美術館などで巡回した「The New Japanese Painting and Sculpture」展に選出。1966年、第33回ヴェネチア・ビエンナーレに日本代表として参加。1967年、グッゲンハイム国際展に出品。教育者として、アメリカではヒューストン・ファイン・アート・ミュージアム附属美術学校、カリフォルニア大学ロサンゼルス校、ロサンゼルス市立大学、コロラド州立大学、ミネソタ大学、日本では武蔵野美術大学、筑波大学、長崎大学大学院、金沢美術工芸大学で教壇に立ち、後の多くの作家に影響を与える。現在、茨城県土浦市で制作。近年の主な展示は、アートスペース羅針盤 (東京、2023年)、碌山美術館 (安曇野、2021-22年)、TEZUKAYAMA GALLERY (大阪、2018年)での個展、CAPSULE (東京、2019年)、日本橋タカシマヤ 美術画廊X (2018年、東京)、KOKI ARTS (東京、2017-18年)でのグループ展など。作品は東京国立近代美術館、東京都現代美術館、神奈川県立近代美術館、国立国際美術館、広島市現代美術館、ヒューストン美術館、ルイジアナ近代美術館など国内外の美術館に収蔵されており、モニュメント作品が東京都庁舎、たまプラーザ駅、桃山学院大学などに常設展示されている。