【黒ノ肖像~思考ノ夢 vol.2】尾崎拓磨・尾崎雅子・NaNaHa

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会 期
20241004日 -  20241020
開催時間
13時00分 - 19時00分
最終日17:00まで
休み
定休日:月火水
クリエイター在廊
入場料
無料
展覧会の撮影
作品の販売有無
販売有
子連れ
この情報のお問合せ
Azur rosé Galerie 中鉢
Mail:azurrosegalerie@gmail.com
イベントURL
情報提供者/投稿者
開催場所
Azur rosé Galerie
住所
〒110-0008 東京都
台東区池之端3-3-5 ICビル1F
最寄り駅
根津
電話番号
080-6866-8879

詳細

展覧会内容

「黒ノ肖像~思考ノ夢」
尾崎拓磨 (mixed media)
尾崎雅子 (stained glass)
NaNaHa (photo)

ある小説の中で画家が言う
ある少年が「自分にとって新たな創造力を掻き立てる思考の夢だ」と
その少年という象徴的存在をアートに置き換えるとしたなら?
そのconceptionがこの展示の始まりです

そして、私たちは「黒」という色の中に様々なイメージを見出します
夜空、眠る前の暗闇、心象の根底にあるもの、物質的・感情的、多種多様な根源の色
そんな【黒】というテーマを作家に投げかけ、それぞれの視点で制作いただきました

存在するものと消えゆくものの間を光と影を用い、艶やかに表現する尾崎雅子
シンボリックなモチーフを半立体的で奥行のある画面に落とし込み
私たちを内面世界に誘う尾崎拓磨
異なる風景・場面を新たな視点で再構成し、どこか懐かしくもある
美しい世界を生み出すNaNaHa

全く異なる作品を創造する3名の作家の思考の断片をお楽しみください

◆尾崎拓磨  Takuma Ozaki◆
◇プロフィール
1992年 神奈川県生まれ
筑波大学大学院 芸術専攻 (デザイン学) 修了
アーティスト、デザイナー
形や色・素材など根源的な造形原理や幾何学を基軸とし、現代美術のフィールドにおいて多様なアプローチの作品を国内外の展覧会で発表。
またインテリアデザイナーとしてもテキスタイル・グラフィックデザインなどを専門に手掛ける。
アートからデザインまで横断的な領域で、人の感性や深層意識に訴えかける純粋性の高い表現を追求し続けている。

◇受賞歴
2021 IAG奨励賞(IAG AWARDS 2021Exhibition)
2021 ギャラリー路草賞(IAG AWARDS 2021Exhibition)
2020 KIDO Press賞(Independent Tokyo 2020)
2018 筑波大学芸術賞(筑波大学大学院 修了制作最高賞)
2018 人間総合科学研究科長賞(筑波大学大学院)
2018 四季彩舎賞(Independent Tokyo 2018)
2017 人気アーティスト賞(Discover The One Japanese Art in Paris)
2015 筑波大学芸術賞(筑波大学 卒業制作最高賞)

◇展示歴
2022 個展 ILLIC(松坂屋上野店 ARTSPACE 東京/上野)
2022 個展 ARCHETYPE(ギャラリー路草 東京/池袋)
2022 アートアートアート(松坂屋名古屋店 愛知/名古屋)
2022 リビエラアートフェア(リビエラ東京 東京/池袋)
2022 KENZAN 2022(東京芸術劇場 東京/池袋)
2022 SICF22(Spiral 東京/青山)
2021 IAG AWARDS 2021Exhibition(東京芸術劇場 東京/池袋)
2021 アートゲンダイ(松坂屋上野店 美術画廊 東京/上野)
2021 アートアートアート(松坂屋名古屋店 愛知/名古屋)
2020 Independent Tokyo 2020(東京ポートシティ竹芝 東京/港区)
2020 POLENSKI(Gallery MONA 東京/麻布)
2019 KSAC ART FESTA 2019(MDP Gallery 東京/中目黒)
2019 遊びと表現の往復書簡(いりや画廊 東京/上野)
2019 Prism(GALLERY ART POINT 東京/銀座)
2019 全国選抜作家展(上野の森美術館 東京/上野)
2019 SICF20(Spiral 東京/青山)
2018 Independent Tokyo 2018(HULIC HALL 東京/浅草)
2018 Zero-K vol.10 ―現代彫刻9人展―(SPACE ZERO 東京/新宿)
2018 AKRTI PATRA(ART IN GALLERY 東京/渋谷)
2017 NAU21世紀美術連立展(国立新美術館 東京/六本木)
2017 18人の表現者たち(K’s Gallery 東京/銀座)
2017 Art Wave Exhibition(RECTO VERSO GALLERY 東京/日本橋)
2017 Discover The One Japanese Art in Paris(Galerie Joseph Saint Martin パリ/フランス)
2016 個展 CELLS(ギャラリー現 東京/銀座)
2016 個展 GENERATE(Le Scarecrow 茨城/つくば)
2016 CONNECT – 関・繋・波 –(関彰商事スタジオ’S with T 茨城/つくば)
2015 壁越しの時差(真壁町内 茨城/桜川)
2015 第51回神奈川県美術展(神奈川県民ホールギャラリー 神奈川/横浜)
2015 第27回三菱アートゲートプログラム(EYE OF GYRE 東京/渋谷)
2015 筑波大学芸術賞・茗渓会賞受賞者展(筑波大学総合交流会館 茨城/つくば)
2014 交差する表現-構成専攻の現在 CROSS SECTION(筑波大学総合交流会館 茨城/つくば)
2014 個展 Gnirutam(Art Gallery T+ 茨城/つくば)
2013 FLASH(Gallery La Mer 東京/銀座)

◇作家ステートメント
ユング心理学によると、人の深層意識には「全人類に共通する無意識の層」が存在するといいます。
例えば草花に美しさを感じるのは誰かに教えられて生まれる感覚ではなく、時代や人種を超えて発生する人類共通のイメージです。
それらは「元型」と呼ばれ、人の心の中に潜在する普遍的なシンボルのようなものとして捉えられます。
本作は、人の深層意識に潜在する心象風景や象徴めいたイメージを、額の中に浮かび上がらせる試みです。
透過性の織物やフィルムなどの複合的な素材の重ね合わせにより、掴みどころのないぼやけた奥行きが生まれます。
その霞みがかった解像度が、鑑賞者の無意識層に共振することで、むしろ鮮明に像としての本質や象徴性が表れるような表現を追求しました。

According to Jungian psychology, there is a "layer of unconsciousness common to all mankind" in a person's deep consciousness.
For example, feeling beauty in plants and flowers is not a feeling that is created by being taught by someone else, but is an image common to all humankind that transcends time and race.
They are called "archetypes," and are seen as a kind of universal symbol latent in the human mind.
This work is an attempt to bring to the foreground the mental landscapes and symbolic images latent in people's deepest consciousness.
The layering of composite materials such as permeable fabrics and films creates an elusive, blurred depth.
I sought to create an expression in which the hazy resolution resonates with the unconscious layer of the viewer, revealing the essence and symbolism of the image rather clearly.

◆尾崎雅子 Masako Ozaki◆
◇プロフィール
1996 岡山大学教育学部美術科陶芸専攻卒業

◇展示歴等
2022、2023 ジャパンエディション企画展(銀座三越/東京)
2022 個展(妖精の森ガラス美術館/岡山・鏡野町)
2020 広島東洋カープ寮 新築 壁面鏡制作、京都・晴明神社 改装 ドアの窓制作
2019~毎年 個展(大丸神戸店・メゾンプリュス レコメンド/岡山)
2019、2024 個展(田園城市/台湾台北市)
2019 ART NAGOYA 出品(名古屋)、台日ガラス交流展参加(台湾新竹市)
   二人展(Jiii d` art gallery/名古屋)
2013~毎年 個展(天満屋岡山店・美術/岡山)
2012~毎年 個展(広島三越・美術ギャラリー/広島)
2012~毎年 個展(漂泊/高松)
2009、2013 個展(伊勢丹新宿店・ベルエクラン/東京)
2008、2014 「高岡クラフトコンペティション」入選
2008 個展(カフェ Z/岡山)*以降各年開催
2004 名古屋ステンドグラス公募展 入選
他 企画展 各地で参加多数
各地重要文化財、神社仏閣、重要文化財、公共施設など建築物にステンドグラス施工多数

◇作家ステートメント
ステンドグラスの技法を用いて、存在するものと消えゆくものの間(あわい)を光と影で表現することを願っています。この度の展示はより思考を深め形を見つめて製作しました。ご高覧ください。

Using the stained glass technique, I hope to express the space between the existing and the fading with light and shadow. For this exhibition, I have created the works by deepening my thinking and focusing on the form. Please take a look.

◆NaNaHa◆
◇プロフィール
東京都出身
2007年 上智大学文学部心理学科 卒業
約5年間の会社員生活を経て、英国へ1年ほど旅立つ
2014年 London College of Communication (Access to HE Design Course)修了
2018年から写真作家として活動中

◇展示歴
◆個展
2024 「BYLDAN」(The Artcomplex Center of Tokyo/東京)
   「unexpected everyday」(JINEN GALLERY/東京)
2023 「つもり」(The Artcomplex Center of Tokyo/東京)
   「Travelling the Day」(gallery201/東京)
2022 「語りかけるように-Talking to you-」(The Artcomplex Center of Tokyo/東京)
   「しかい」(JINEN GALLERY/東京)
2021 「__ with 〇〇」(The Artcomplex Center of Tokyo/東京)
   「Nourishment」(JINEN GALLERY/東京)
2020 「like」(JINEN GALLERY/東京)
2019 「unexpected coincidence」(The Artcomplex Center of Tokyo/東京)

◆グループ展、その他展示
2023 「gallery 201 10th Anniversary Exhibition」(gallery201/東京)
   「"little voices "」(WATERMARK arts & crafts/東京)
   「路地裏の世界」(The Artcomplex Center of Tokyo/東京)
   「オープン展 ステージ3:版画(プリント)+」(Otho Gallery/東京)
   「月ノ出青果展」(月ノ出画廊/東京)
2022 「ACT15周年記念展」「Luna展」(The Artcomplex Center of Tokyo/東京)
2021 「夜景展」(月ノ出画廊/東京)
2021~2023 「MANIWART」(旧真庭私立別所小学校/岡山)
2020~2024 「ステップ オーバー アート ブリーカー」(The Artcomplex Center of Tokyo/東京)
2021 「風景の扉2-Re:machi-」、「いろいろいきもの-色色生物-」、「The PLANTS」
   (The Artcomplex Center of Tokyo/東京)
2019 「版画・写真展」(ギャラリーカノン/東京)
2019、2020 「語る抽象画展」(The Artcomplex Center of Tokyo/東京)
2019~2023 「ACT新春展」(The Artcomplex Center of Tokyo/東京)
2019~2023 「ACT小品展」(The Artcomplex Center of Tokyo/東京)
2018「The spark of photographers - 写真家たちの閃き」安部マサヒロ・那須 潔・NaNaHa 3人展
  (The Artcomplex Center of Tokyo/東京)
その他多数出展

◇作家ステートメント
和紙にプリントした写真を素材にし、切り抜き、組み合わせ、新たな景色を作る。
目線、切り取り、表現方法を日々模索しながら
想像を広げるきっかけや問いかけとなる作品を制作している。

Using photographs printed on Japanese paper as material, he cuts out, combines, and creates new views.
While searching for a new perspective, a new crop, and a new method of expression, he creates works that trigger and challenge the viewer's imagination.
I create works that trigger and question the expansion of the imagination.

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