開催時間 |
13時00分 - 20時00分
土・日・祝 11時00分~19時00分 |
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休み |
月曜日,火曜日
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入場料 |
無料 |
この情報のお問合せ |
PURPLE
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒604-8261 京都府
京都市中京区式弥町122-1 式阿弥町ビル3階 |
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最寄り駅 | 烏丸御池 |
電話番号 | - |
この度、PURPLEでは写真家・山上 新平の写真集『KANON』の刊行記念展として、個展「KANON」を開催いたします。昨年にPURPLEで開催した個展「liminal (eyes)」では、住処である鎌倉の海と波をモノクロームの世界に浮かび上がらせましたが、本展では山上が捉え難い対象をまなざそうとするきっかけとなった被写体、「蝶」を核に据えた作品群を展開します。
「安寧を恐れ、否定し続けてきた写真家の過去/現在/未来を、蝶と共に舞い飛びながら追走する構成」で編まれた写真集『KANON』。羽ばたく蝶の姿を捉えた写真に垣間みえるのは、我々はどこから来たのか、我々は何者か、我々はどこへ行くのか、という命題を反芻するかのような山上のまなざしです。
3つの章から成る写真集より選定された写真作品が並ぶ本展において、一瞬の連続を捉える山上のまなざしは展示空間上でさらに一層の余白を得て、観者の想像をゆたかな方へと導くことでしょう。
[『KANON』出版社紹介文より]
カメラを手に山へと分け入り、そこにある木々を凝視して写真を撮る。
崖の上から、海に打ち寄せる波の表情を捉えて写真を撮る。
山上にとって、それが世界と触れあう唯一の手段だった。
ある日、山上の手に傷ついた蝶が止まった。その蝶は、傷を負っても飛ぼうとした。
その日から山上は、蝶の写真を撮りはじめた。
またたく命は、山上にとって世界と自分とを繋ぐよりしろとなった。
山上新平写真集「KANON」
3つの章からなる写真集は、安寧を恐れ、否定し続けてきた写真家の過去/現在/未来を、
蝶と共に舞い飛びながら追走する構成になっている。
KANON ─ それは、またたく命の輪唱
山上の写真には、現代を生きる私たちの絶望と希望が写っている。
「KANON」オープニングトーク
山上新平×幅允孝×町口覚
日時: 9月14日[土]14:00‒
場所: PURPLE(30名、要予約)
料金: 1,000円
URL: https://purple-purple.com/event/2350/
概要: 山上新平 個展「KANON」関連イベントとして、作家の山上新平、ブックディレクターの幅允孝、造本家の
町口覚によるオープニングトークを行います。