開催時間 |
12時00分 - 19時00分
土日11時00分~17時00分 |
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休み |
月曜日,火曜日
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入場料 |
無料 |
この情報のお問合せ |
アートフロントギャラリー
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒150-0033 東京都
渋谷区猿楽町29-18 ヒルサイドテラス A 棟 |
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最寄り駅 | 代官山 |
電話番号 | 03-3476-4869 |
この度、アートフロントギャラリーではエコ・ヌグロホの個展を開催します。
<⾒どころ>
●インドネシアで最も影響⼒のあるアーティストのひとりであり、世界中の展覧会で活躍する現代美術家 エコ・ヌグロホ の5年ぶりとなる⽇本での個展。
●新作を含む約30 点が展⽰される。
●2001年ごろよりコミュニティプロジェクトとして取り組んでいる刺繍絵画シリーズをストリートの壁画のように展⽰室いっぱいに展開。地元の職⼈によって施された精密な技術と、ヌグロホによるエネルギー溢れる⾊彩とイメージが融合する空間となる。
●東京での個展は、福岡アジア美術館のアーティスト・イン・レジデンス・プログラム及び、アートフェア・アジア福岡への参加と同時期に開催。
●この秋は⽇本各地でヌグロホの作品を鑑賞・購⼊できる貴重な機会となる。
エコ・ヌグロホ / Eko Nugroho
インドネシア、ジョグジャカルタを拠点に国際的に活躍するアーティスト。1990 年代後半の学⽣を中⼼とした運動の経験から、社会的な課題をテーマとした作品も多い。表現⼿法は絵画、ドローイング、刺繍、壁画、彫刻、映像に⾄るまで、地域の伝統と都市環境に深く根ざし、政治的主張にストリート・アート、グラフィティ、漫画の要素を織り交ぜた新たな視覚⾔語はヌグロホの作品のトレードマークとなっている。
2024 年8 ⽉末より福岡アジア美術館アーティスト・イン・レジデンス参加予定。
9 ⽉20 ⽇〜22 ⽇(VIP:19 ⽇)に福岡国際センターで開催されるART FAIR ASIA FUKUOKA2024 では、アートフロントギャラリーのブース(W02)にて個展を開催する。
<個展「The MORE LOVE ABOVE PEACE」について>
Artist's statement
私はこの作品を通して、現在そして未来への平和のメッセージを伝えます。そして何よりも愛を重視することが、戦争、憎しみ、差別、極めて⾃⼰中⼼的な権⼒や、私たちが知っている戦争の引き⾦から、⼈々と地球を救うことになること願っています。このメッセージは空間に合わせて⾃由に組み替えられる刺繍絵画シリーズによって、ストリートの壁画のようにカラフルにダイナミックに表現されます。そしてこの作品の制作には、ジョグジャカルタの刺繍職⼈のコミュニティが関わっています。彼らの仕事は、テクノロジーの発展によるコンピューター化に疎外され、徐々に姿を消しつつありますが、テクノロジーに抵抗しようとする刺繍職⼈たちによって、この作品は⼿作業で作られました。このプロセスに対する彼らの愛は、愛そのものが何よりも私たちの世界にとって偉⼤な解決策となる可能性を⽰しており、愛こそが、この世の全て、⼈類、そして地球を救うための戦いの鍵なのです。愛があれば、平和だけでなく、あらゆるものが美しく感じられるでしょう。
この作品は⾵景のように形作られており、誰しも皆が持ちうる躍動的な愛の美しさによるエネルギーの様な賑やかさと、私が思い描く活⼒のコンビネーションの躍動的な形として⽰されています。
これは、すべての⼈に、そして宇宙にも伝えたいメッセージです。(エコ・ヌグロホ)
<刺繍絵画について>
刺繡のプロジェクトは2007 年にコミュニティプロジェクトとして始まりました。機械化の波によって、このコミュニティにあった織物産業がコンピューターに取って代わられた結果、そこで働いていた職⼈達は職を失い、村に帰って農⺠になったりタクシーの運転⼿になったりしました。ですから私は彼等を誘ってまた刺繡作品をつくってみないかといったところ、やる気があったので、ミシンを買って私の描いた絵画作品を基になるべくその絵に忠実に刺繡を施していきました。
(エコ・ヌグロホ、2019 インタビューより)
■アーティストトーク:
⽇程: 2024 年 8 ⽉31 ⽇(⼟)
登壇者:エコ・ヌグロホ (アーティスト)
時間:17:00 ‐ 18:00 ごろ(終了後レセプションパーティーを開催。参加⾃由)
⾔語:インドネシア語 / ⽇本語通訳
開催地: クラブヒルサイドサロン(アートフロントギャラリーより徒歩約1 分)
参加費: 無料 (※アートフロントギャラリーのウェブサイトよりご予約ください)
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