放たれたノイズは蜃気楼に侵入するか?

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会 期
20240824日 -  20240908
開催時間
14時00分 - 19時00分
不定期でbar Time 19:00~2200
休み
火曜日,水曜日
クリエイター在廊

木曜日 14:00~16:30
土、日曜日 17:00~19:00
入場料
無料
展覧会の撮影
作品の販売有無
販売有 2,000円 ~ 440,000円(税別)
お買い上げいただいた作品は展示終了後の発送となります。
Zineなどのグッズはその場でお持ち帰りいただけます。
子連れ
この情報のお問合せ
koichirophotograph@outlook.jp (担当 児島)
イベントURL
情報提供者/投稿者
開催場所
JITSUZAISEI
住所
〒530-012 大阪府
大阪市東成区大今里4丁目14-18
最寄り駅
今里
電話番号
06-6224-4475

詳細

参加クリエイター

展覧会内容

私は普段実家の写真館でカメラマンとして働いている。
その業務のうちの一つに古くなったり、破損した写真の修復という作業がある。
スタジオで複写、あるいはスキャンしたデータをフォトショップで修復してプリントする作業だ。
この作業中にPCのディスプレイモニターに付着した「本物」の埃や汚れを、スキャン(複写)した写真の画像の中の汚れと勘違いして消そうとしてしまうことがある。
通常は気にもとめない瑣末な出来事であるが、何度も間違えて消そうとしてしまう度に、このディスプレイの表面で起こっている事に興味を持った。
埃を消そうとしても消えない時に起こるリアルとヴァーチャル(実像と虚像)が混じる感覚。それは脳が一瞬、仮想と実在の境界を見失いリアルの在処がスライドしていくかのようである。

今展ではこの目の前にあっても蜃気楼のように触れることのできない、スライドしていくリアリティの在り方に着目しインスタレーションと平面作品上にて視覚化し提示することに挑戦する。
卑近なところで明滅するリアリティを辿ることは自分の座標を確認することでもあり、同時に自分の外側(世界)へと向かっていく行為でもあるはずだ。
「ディスプレイの表面に付着した埃」という小さな点からの問いかけと、その先に広がるであろう世界をご高覧ください。

関連イベント

8/31 個展開催記念パーティ 18:00~
どなたでも参加可能(1Drink オーダー制)

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