開催時間 |
11時00分 - 20時00分
8/13(火)は17:00終了 |
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入場料 |
無料 |
この情報のお問合せ |
cacanet.info@gmail.com
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イベントURL | |
情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒150-8510 東京都
渋谷区渋谷 2-21-1 8F |
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最寄り駅 | 渋谷 |
電話番号 | 03-6418-4718 |
LINE【書】=線と空間=
【会期】2024年8月8日(木)→8月13日(火)
【時間】11:00→20:00(最終日は17:00終了)
書の魅力の本質は線と空間にあります。文字のかたちに依るか、依らない抽象でもその本質は同じです。線の美は東洋芸術のDNAであり、書画という身体の血管でもあります。
書をかたちづくるのは線と形、そして余白と空間です。
書の伝統的な線は自然をモデルとして洗練されてきました。 木々の枝は1本の線であり、同じ姿は存在しません。石はひとつの点であり、同じかたちは存在しません。
自然は広大な海や山、森を大いなる余白としていますが、それは書そのものの姿です。
線の美は東洋芸術のDNAであり、書画という身体の血管のようなものです。さらには日本の伝統建築も庭園も、線の集積したオブジェです。
今回の展覧は、文字を書く「書」から、文字を書かない抽象まで一貫したさまざまな線の美へのアプローチを試みた、日本人の線と空間の美意識の現代的な再発見への挑戦です。
書の本質とは何か、書が書であるためには文字のあるなしに関わらず、線が生命線であることは不変不朽です。線が空間性を醸成します。さまざまな線の世界を多角的にとらえ。線の表現に特化した現代作品を制作するに至りました。
コンテンポラリーとは現代性を標榜することですが、普遍的な美の本質や原理は過去から現在までを貫くものだと思います。流行としての表現様式やスタイル、方法論を超えた不易の本質や原理の探求こそが書の新しい地平を切り開くと考えています。それは、書がアートに近づくことではなく、アートが書に近づくことでもあります。
本展は、言わばオーケストラの楽曲を。全員のそれぞれが、それぞれの線を奏でる楽器を演奏したものだと解釈していただければ幸いです。古代からの経糸と、現代の緯糸で織り成す現代の書の広角の作品群をLINE =[書] として発表いたします。目で見るひとつの交響曲としてご高覧くだされば幸甚です。
※全文はこちらからご覧いただけます→https://note.com/cacaofficial_sho/n/nd0b2c85f88b3
【作品解説会】
8月10日(土)、11日(日)14:00~15:00《無料》
解説・岡本光平
【主催】CACA現代アート書作家協会
【後援・協賛】(株)鳥久