開催時間 |
11時00分 - 18時00分
※7月6日(土)、13日(土)は19時00分までオープン |
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休み |
水曜日,木曜日
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入場料 |
無料 |
作品の販売有無 |
販売有
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この情報のお問合せ |
Gallery Peppin
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒330-0063 埼玉県
さいたま市浦和区高砂2-14-16 |
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最寄り駅 | 浦和 |
電話番号 | 048-822-2712 |
埼玉県では初個展となるコヤマイッセーは、1980年に東京都墨田区に生まれ、2004年に武蔵野美術大学造形学部油絵学科を卒業し、精力的に制作及び発表を続け、現在に至ります。
コヤマの作品は、多色使いの色鮮やかさと意味ありげなモチーフたちが織り成すストーリー性が魅力です。それらは幼少期の体験や神話、自身が関心を持つ文化人類学などから着想し、構成されています。時々現れる合体しているモチーフでも示すように、「アニマとアニムス(女性像と男性像)」「希望と絶望」「幸せと悲しみ」「生と死」など、真反対の事象について取り上げ、鑑賞者の脳裏に焼き付くメッセージを絵画というカタチで提言して来ました。
本展では「自然と人間」や「自と他」の断絶についての考察を、大作含む約40点で見せていきます。会期中には対話型鑑賞会やアーティストトークも予定しております。ご高覧のほど、よろしくお願い致します。
statement
初めて料理をしたのは小学3年生の6月だった。野菜を切って煮てブイヨンを入れればできるポトフだったと思う。
じゃがいもを無事に切り終えて次はソーセージを切っていく。その時僕はソーセージと間違えて自分の中指を切ってしまった。
昔、ゴルディオンに立ち寄ったヨーロッパの王が「この結び目を解くことができればアジアの王になれる」と伝えられていた結び目を剣で断ち切ってしまった。僕はこの神話を人間と自然の分断、自分と他の分断を象徴するような話だなと思った。
他と思えば切れるが自分と思えば一刀両断することはそう簡単ではない。その心の難しい有り様は現代で必要とされているものではないか。
「ここからは他」という明瞭な断絶を作ることで人間は今まで発展してきたが、それはまだこの先も続いていくのだろうか。
僕の中指にはまだ切断しきれなかったが故に傷が残っている。
いずれもご予約は [pepin.yoyaku@gmail.com] まで
①「みんなでVTS(対話型鑑賞)しよう」7/7㈰14:00~15:00 参加費¥500(対象5才~)
ファシリテーター軸丸智香子さんによるオトナもコドモも参加可能な対話型鑑賞会です。美術の知識は必要ありません。うまく話す必要もありません。
みんなにとってアートが身近になる、そんな体験をして頂けます。
②「アーティストとはなそう」7/14㈰14:00〜15:00 参加費無料
アーティスト・コヤマイッセーとギャラリスト・小林優佳(Gallery Pepin)のトーク。作品について、アーティストについて紐解いていきます。
主催・運営:Gallery Pepin