愛知県陶磁美術館コレクション  中国やきもの7000年の旅 ―大山崎山荘でめぐる陶磁器ヒストリー

《三彩駱駝》 鞏義窯/唐時代(8世紀)/愛知県陶磁美術館蔵

《三彩駱駝》 鞏義窯/唐時代(8世紀)/愛知県陶磁美術館蔵

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    会 期
    20240601日 -  20240901
    開催時間
    10時00分 - 17時00分
    入館は16時30分まで
    休み
    (ただし7月15日、8月12日は開館)
    7月16日(火)、8月13日(火)
    入場料
    有料
    一般1,200円(団体:1,100円)、高・大学生500円(団体:400円)、中学生以下無料
    ※障害者手帳をお持ちの方300円 ※団体:20名以上 ※価格は全て税込表示です
    展覧会の撮影
    不可
    作品の販売有無
    展示のみ
    この情報のお問合せ
    アサヒグループ大山崎山荘美術館
    情報提供者/投稿者
    開催場所
    アサヒグループ大山崎山荘美術館
    住所
    〒618-0071 京都府
    乙訓郡大山崎町銭原5-3
    最寄り駅
    大山崎
    電話番号
    075-957-2364(総合案内)

    詳細

    展覧会内容

     アサヒグループ大山崎山荘美術館は、2024年6月1日(土)から9月1日(日)まで、企画展「愛知県陶磁美術館コレクション 中国やきもの7000年の旅―大山崎山荘でめぐる陶磁器ヒストリー」を開催いたします。

     愛知県陶磁美術館のコレクション約80点により、中国新石器時代から清朝にいたるまで7000年に及ぶ悠久の中国陶磁の歴史を概観します。神秘的な土器の世界、副葬品として用いられた多彩色の器や日常の世界を再現する建築明器(めいき)、世界に影響を与えた青花(せいか)や、五彩(ごさい)をはじめとする数多くの技法などを、中国各地の窯の代表作品を通じて紹介します。「シルクロードを行き交う砂漠の舟」「蓋のつまみにゆるキャラ獅子」といった、各作品の特徴を捉えたユニークなキャッチフレーズが、作品鑑賞をより一層楽しく演出します。

    約100年前に建てられた大山崎山荘の建築、室内の中国古代の意匠と、絢爛たる中国陶磁の共演も見どころです。

    [展示構成]
    第1章:新石器時代から初期王朝時代 原始の多彩なやきもの

    紀元前5000年の中原(ちゅうげん)(中国古代の王朝が興った黄河中流域の平原地帯)の仰韶(ぎょうしょう)文化をはじめ、紀元前2000年紀の大汶口(だいもんこう)、良渚(りょうしょ)、龍山(りゅうざん)文化など辺縁に広がる新石器時代から初期王朝時代のバラエティに富んだ古代のやきものを紹介します。また、関連する玉器のコレクションも展示します。

    第2章:戦国時代から漢時代 墓におさめられた死者への思い

    戦国時代の作品から、金属器を模した華麗な原始磁器(げんしじき)を紹介します。また、死後の世界観に現世の延長と天上世界への憧れが現れた漢時代。副葬品としての明器と呼ばれるやきものから、当時の人々の暮らしや思想をたどります。

    第3章:三国時代から隋時代 うわぐすり発展の兆し

    三国時代から南北朝・隋時代にかけて、中国南北の交流により技術が広範囲に渡り、新たな形態のやきものが出現しました。初期の青磁や白磁など、施釉陶器の発展の兆しに生まれた作品を紹介します。

    第4章:唐時代から宋・元時代 世界に広がる中国のやきもの

    シルクロードによって東西の文化を吸収、流通した華麗で荘厳な唐三彩(とうさんさい)から、中国陶磁史上、器形・釉調、文様の美しさが極まった宋・元時代のやきものについて概観します。越州窯(えっしゅうよう)・耀州窯(ようしゅうよう)・龍泉窯(りゅうせんよう)の青磁、定窯(ていよう)の白磁、景徳鎮窯(けいとくちんよう)の青白磁、素朴で力強い磁州窯(じしゅうよう)などの作品を紹介します。

    第5章:明・清時代のやきもの 青花・五彩と文人趣味

    世界が憧れた青花や五彩磁器には、当時の皇帝の嗜好や美意識が反映されています。景徳鎮窯や漳州窯(しょうしゅうよう)の作品を中心に、中国陶磁の美意識の推移と技術の発展をたどります。日本で流行した中国文人趣味の世界もあわせて紹介します。

    関連イベント

    ■煎茶会「中国陶磁と煎茶を楽しむ」
     日程:2024年6月8日(土)11:00–12:30 / 15:00–16:30
     講師:高取友仙屈氏(煎茶道賣茶流4代家元)
         田畑 潤氏(愛知県陶磁美術館主任学芸員、煎茶道賣茶流師範 田畑卣仙窟(ゆうせんくつ)
     定員:各回10名(要予約、先着順) 
     内容:講師による煎茶の点前実演と解説、トークをお楽しみいただきます。
     アサヒグループ大山崎山荘美術館庭園の竹林の中にある通常非公開の茶室で、煎茶を味わいながら風流なひとときをお過ごしください。
     会場:彩月庵(当館庭園内茶室、通常非公開)
     参加費:2,000円(煎茶、茶菓子含む。ただし展示をご覧になる場合、美術館入館料が別途必要)
     主催 :アサヒグループ大山崎山荘美術館

    ■中国伝統楽器コンサート ※申込み受付開始:2024年4月20日(土)10:00–
     日程:2024年7月6日(土)17:30–18:30
     講師:韓 秋月氏(二胡奏者) 
     定員:50名(要予約、先着順)
     内容:美術館閉館後、夕暮れを迎える大山崎山荘(美術館本館)で中国の伝統楽器・二胡のコンサートを開催します。歴史的建築の中で、悠久の時を感じる音色をお楽しみください。
     会場:美術館本館
     参加費:2,000円(記念品を含む。ただし美術館入館料が別途必要)
     主催 :アサヒグループ大山崎山荘美術館

    ■愛知県陶磁美術館学芸員によるギャラリートーク 「中国やきもの7000年の旅」
     日程:2024年7月14日(日)11:00–12:00 / 15:00–16:00
     講師:田畑 潤氏(愛知県陶磁美術館主任学芸員)
     内容:所蔵館学芸員によるギャラリートークを開催します。中国やきものの華麗なる技法や意外な用途など、多彩な見どころを解説します。
     参加費:無料(ただし美術館入館料が別途必要)
     申込:不要 ※直接美術館へお越しください
     主催 :アサヒグループ大山崎山荘美術館

    ■大山崎山荘ガイドツアー(館内一部の写真撮影可)
     日程:2024年8月10日(土) / 20日(火)9:30–10:30
     定員:各回10名(要予約、先着順)
     内容:築100年を超える大山崎山荘(美術館本館、登録有形文化財)を解説付きでご案内します。ツアー内では、普段はできない本館での写真撮影も可能です。
         通常の開館時間より早くスタートします。朝の光が降り注ぐ建物にもご注目ください。
     参加費:無料(ただし美術館入館料が別途必要)
     申込方法:2024年7月頃受付開始
     主催 :アサヒグループ大山崎山荘美術館

    申込方法についてはアサヒグループ大山崎山荘美術館のホームページをご確認ください

    主催・協賛・後援

    主催:アサヒグループ大山崎山荘美術館
    特別協力:愛知県陶磁美術館
    後援:京都府、大山崎町、大山崎町教育委員会、NHK京都放送局、京都新聞、エフエム京都

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