開催時間 |
9時00分 - 21時00分
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休み |
月曜日
祝・休日をのぞく |
入場料 |
無料 |
子連れ |
可 |
この情報のお問合せ |
03-5432-1543
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イベントURL | |
情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒154-0004 東京都
世田谷区太子堂4-1-1 キャロットタワー4F |
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最寄り駅 | 三軒茶屋 |
電話番号 | 03-5432-1543 |
1924年4月(ちょうど100年前)、柳宗悦は関東大震災を機に京都へ引越し、河井寬次郎や濱田庄司と仲良しになっていました。一緒になって朝市で丹波の古布を漁ったり、民間信仰に根ざした木喰仏の調査をしていました。そして、1925年12月、紀州の木喰調査の道中で「民藝(民衆的工藝)」という言葉を生み出します。その当時、主に農村や漁村で暮らす人々に向けられた「民」という文字は、民藝に限らず、一般に流布していた民衆藝術、民俗藝術、民謡をはじめ、ウィリアム・モリスの『民衆の芸術』(原題:The Art of the People)、柳田國男の民俗学、富本憲吉の民間芸術、山本鼎の農民美術運動、今和次郎の平民工芸などさまざまな場面に登場してきます。そのため、それらの言説のなかで民芸品、民具、郷土玩具、農民美術などに向けられる眼差しも複雑に絡み合っています。いったい彼らは「民」に何を見出していたのでしょうか。
本展では、『アウト・オブ・民藝*』の著者であるデザイナーの軸原ヨウスケと美術家の中村裕太が、柳らが夢中になって民芸品を蒐集していた黎明期の民藝運動と、今日のライフスタイルとしての「MINGEI」との食い合わせを「民」という文字からひも解いていきます。会場では、主に1910年代から40年代の新聞や雑誌などの出版物をはじめ、彼らの日記や書簡などを時間軸に沿わせた「アウト・オブ・民藝の芋蔓年表」を設えます。こうした「民」にまつわる文献や物品を芋蔓っていくことで、「MINGEI」とはひと味違ったB面!を掘り起こしていきます。
*アウト・オブ・民藝は、軸原ヨウスケと中村裕太が行う「民藝」の周辺をめぐるリサーチ活動です。リサーチの対象となるのは、民藝運動発足当時に起きていたさまざまな工芸運動、それらにまつわる人、物、出版社などのネットワークです。
●こちらもあわせてお楽しみください。
〇世田谷美術館 「民藝 MINGEI-美は暮らしのなかにある」
2024年4月24日(水)~6月30日(日)
〇目黒区美術館 「生誕130年 武井武雄 幻想の世界へようこそ」
2024年7月6日(土)~8月25日(日)
トークイベント「武井武雄のネットワーク」
日時:8月24日(土)15:00~16:30
武井武雄の人的なネットワークを立体的な相関図に仕立てた軸原ヨウスケと中村裕太。アウト・オブ・民藝から見たそのネットワークの見どころを語り合っていくなかよしトーク。
〇アウト・オブ・民藝のなかよしトーク
一般公開に先立ち、本展を手がけた軸原ヨウスケと中村裕太が「民」という文字からお互いにどのような文献を芋蔓ってきたのかを仲良く語り合います。(*プレス取材が入ります)
日時:4月28日(日)15:00~16:30
会場:生活工房ギャラリー
講師:軸原ヨウスケ(デザイナー)、中村裕太(美術家)
参加費:無料
定員:先着40名
申込方法:当日直接会場へ
〇アウト・オブ・民藝の芋蔓まつり
「民藝の100年」展(東京国立近代美術館、2021年)を企画された花井久穂さんとのトーク、田口史人さんによるレコードで聴く「民(衆)」とは?、京都の焙煎家オオヤミノルさんのコーヒーを飲みながら、「アウト・オブ・民藝」が掘り起こした芋々を味わいます。
日時:6月15日(土)13:00~18:00
会場:生活工房ギャラリー、ワークショップルームAB
講師:花井久穂(東京国立近代美術館主任研究員)、田口史人(リクロ舎)、オオヤミノル(オオヤコーヒ焙煎所)、軸原ヨウスケと中村裕太
参加費:500円(入退場自由/ドリンク代別)
定員:先着70名
申込方法:4月25日10:00より表示される下の申込フォームからお申し込みください
〇アウト・オブ・民藝 vs 新しい骨董のブリッジトーク
9月3日から生活工房で展覧会を開催する山下陽光さん(リメイクブランド「途中でやめる」主宰)、「新しい骨董」のグループメイト下道基行さん(オンライン参加)をお招きし、アウト・オブ・民藝から新しい骨董へと芋蔓ります。
日時:8月25日(日)14:00~
会場:生活工房ギャラリー、セミナールームAB
講師:新しい骨董(下道基行、山下陽光)、アウト・オブ・民藝(軸原ヨウスケと中村裕太)
参加費:500円
定員:先着100名
申込方法:7月25日10:00より表示される申込フォームからお申し込みください
主催:公益財団法人せたがや文化財団 生活工房
企画制作:軸原ヨウスケと中村裕太
後援:世田谷区、世田谷区教育委員会
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