滋賀県立美術館開館40周年記念 つくる冒険 日本のアール・ブリュット45人 ―たとえば、「も」を何百回と書く。

齋藤裕⼀《ドラえもん》2003〜2006年 滋賀県⽴美術館蔵 撮影:⼤⻄暢夫 写真提供:ボーダレス・アートミュージアムNO-MA

齋藤裕⼀《ドラえもん》2003〜2006年 滋賀県⽴美術館蔵 撮影:⼤⻄暢夫 写真提供:ボーダレス・アートミュージアムNO-MA

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    会 期
    20240420日 -  20240623
    開催時間
    9時30分 - 17時00分
    入場は16時30分まで
    休み
    月曜日
    ただし休日の場合には開館し、翌日火曜日休館
    入場料
    有料
    一般950円(800円)、高校生・大学生600円(500円)、小学生・中学生400円(300円)
    ※お支払いは現金のみ ※( )内は20名以上の団体料金 ※企画展のチケットで展示室1・2で同時開催している常設展も無料で観覧可 ※未就学児は無料 ※身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳をお持ちの方は無料
    作品の販売有無
    展示のみ
    この情報のお問合せ
    滋賀県立美術館 077-543-2111
    情報提供者/投稿者
    開催場所
    滋賀県立美術館
    住所
    〒520-2122 滋賀県
    大津市瀬田南大萱町1740-1
    最寄り駅
    瀬田
    電話番号
    077-543-2111

    詳細

    展覧会内容

    日本語では、「生(なま)の芸術」と訳されてきたアール・ブリュット。1940年代、フランスの画家、ジャン・デュビュッフェが、精神障害者や独学のつくり手などの作品に心を打たれ、提唱した美術の概念です。本展では、2023年に日本財団より受贈した、45人の日本のアール・ブリュットのつくり手による作品約450点を展示します。
    たとえば、「も」を何百回と書いたり、他人には読めない文字で毎日同じ内容の日記を記したり、寝る間を惜しんで記号を描き続けたり―冴えたひらめきや、ひたむきなこだわりを形にするため、出どころの謎めいた発想と熱量をもって挑む、そんな冒険的な創作との出会いをお楽しみください。

    45人の作品が滋賀県立美術館に収蔵されるまで
    2010年、フランス・パリのアル・サン・ピエール美術館で「アール・ブリュット・ジャポネ(邦訳:日本のアール・ブリュット)」展が開催されました。この展覧会では、滋賀を含む全国各地でその才能を見出された障害のある人や独学のつくり手たちの作品が日本のアール・ブリュットとして紹介され、話題を呼びました。さらに、会期後日本に戻ってきた作品群による巡回展が国内各地で開催され、逆輸入的に日本でもアール・ブリュットが注目を集めるきっかけとなりました。
    本展に出品される45人の作品は、「アール・ブリュット・ジャポネ」展に出展された後、日本財団により所蔵されていたのもので、2023年、さらなる活用を目的に、アール・ブリュットを収集方針に掲げる国内唯一の公立美術館である滋賀県立美術館が寄贈(寄託を含む)を受けました。これにより、滋賀県立美術館は世界でも有数のアール・ブリュットのコレクション(731件)を有する美術館となりました。

    見どころ
    1.国内外で好評を博した「アール・ブリュット・ジャポネ」展の出品作であり、日本のアール・ブリュット界のレジェンドともいえるつくり手の作品を一堂に展観
    2.2023年に日本財団から寄贈(寄託を含む)を受けたアール・ブリュットのコレクションを初お披露目(会期中展示替えなし)
    3.会期中に、出展者である富塚純光(とみづかよしみつ)による公開制作を開催
    4.本展に合わせて制作した、出展者たちの制作風景を捉えた映像を公開
    5.出展者の表現を追体験できるようなワークショップコーナーを常設

    出展者
    石野敬祐、伊藤峰尾、伊藤喜彦、岩崎司、上里浩也、上田志保、内山智昭、大梶公子、大久保寿、小幡正雄、鎌江一美、狩俣明宏、橘高博枝、木伏大助、木村茜、木本博俊、齋藤裕一、佐々木早苗、澤田真一、滋賀俊彦、芝田貴子、舛次崇、高橋和彦、高橋重美、土屋正彦、富塚純光、西本政敏、畑名祐孝、畑中亜未、秦野良夫、平岡伸太、平瀬敏裕、平野信治、藤野公一、戸來貴規、松田僚馬、松本寛庸、水谷伸郎、宮間英次郎、村田清司、八重樫道代、八島孝一、山崎健一、吉川秀昭、吉澤健(五十音順)

    関連イベント

    公開制作 [事前申込不要/無料]
    本展の出展者の富塚純光による公開制作(富塚純光の虚実混成絵物語)を開催します。事実と空想を織り交ぜた物語を絵と文字で紙面に紡いでいく、富塚純光の独特の制作を公開します。
    日程:5月11日(土)
    時間:13:00~14:00
    場所:滋賀県立美術館 ギャラリー
    ※やむを得ない事情で内容を変更する場合や中止する場合は、当館ホームページでお知らせします。

    たいけんびじゅつかん [要事前申込/抽選/参加費200円(保護者の方のみ要観覧料)]
    小・中学生とその保護者対象の、展覧会鑑賞&創作体験。
    日程:4月28日(日)、5月26日(日)
    時間:13:00~15:30
    定員:各回15名

    土曜日はギャラリートーク [事前申込不要/当日先着/要観覧料]
    当展覧会の担当学芸員が展示室をご案内。
    日程:会期中毎週土曜日
    時間:15:30〜16:30
    定員:各回20名程度

    連携企画:アートと障害を考えるネットワークフォーラム2024 [要事前申込/申込先着/無料]
    美術や福祉の関係者とともに、「アートと障害」をテーマにした講演やトークセッション。
    日程:6月23日(日)
    時間:13:30~16:30
    定員:70名
    主催:滋賀県文化スポーツ部 文化芸術振興課 美の魅力発信推進室

    主催・協賛・後援

    主催:滋賀県立美術館、京都新聞
    特別協力:一般財団法人日本財団DIVERSITY IN THE ARTS

    関連情報

    同時期に開催する当館の展覧会(常設展)
    常設展 小倉遊亀コーナー「小倉遊亀とその弟子たち」
    会期:2024年4月20日(土)~6月23日(日)
    会場:展示室1

    常設展「近江商人のたからもの」
    会期:2024年4月20日(土)~6月23日(日)
    会場:展示室1

    常設展「モノクローム ただ一つの色にのせて」
    会期:2024年4月20日(土)~6月23日(日)
    会場:展示室2

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