開催時間 |
9時00分 - 17時00分
入館は16時30分まで |
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入場料 |
有料 一般1200円(1000円)、高校生600円(500円)、中学生以下無料 ※( )内は20名以上の団体料金 |
作品の販売有無 |
展示のみ
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この情報のお問合せ |
土門拳記念館
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒998-0055 山形県
酒田市飯森山2-13 |
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最寄り駅 | 酒田 |
電話番号 | 0234-31-0028 |
植田正治(1913-2000)と土門拳(1909-1990)はともに20世紀の日本を代表する写真家であると同時に、対照的な個性を持った作家としてしばしば比較されてきました。独自の演出的手法によって生み出される植田作品が「植田調(UEDA-Cho)」と称され国内外で高く評価されてきた一方で、土門は「絶対非演出」を掲げたリアリズム写真の旗手として広く知られています。
しかし2人は戦後まもなく写真雑誌の企画で鳥取砂丘における合同撮影会を行い、お互いの姿をレンズに収めるなど、その長いキャリアにおいてしばしば接点を持ってもいました。両者が多数の文章などに刻んだ写真美学からは、相違点のみならず様々な共通点も窺え、強烈な才能を持った2人のアーティストが戦後写真史を発展させてきた軌跡をも感じることができます。近年ではそうした視点から植田・土門の仕事を捉え直す言説も少なくありません。
彼らの故郷である鳥取と山形(酒田)はともに「裏日本」と呼ばれ、広大な砂丘地帯を擁する地域です。本展タイトルにおける「砂丘」は、植田作品の代名詞であるとともに、両者の写真家人生が時に同じ場所で交差するものであったことを示しています。本展では約220点の植田・土門作品を通して改めてその足跡を振り返ります。
※土門作品にっいては、約30点の初展示作品を公開いたします。
こども写真教室
4月29日(月・祝) 午前10時~
参加無料
要予約
砂丘撮影会2024 in 庄内砂丘
5月11日(土)午後2時~
ナビゲーター:五十嵐丈(写真家/庄内出身)
酒田市浜中エリアにて開催(荒天中止)/参加者の作品は館内で展示
ペア入館券付き参加券1200円/要予約
圓井義典氏講演会「植田正治と土門拳ー2人の求めたもの」
5月25日(土)午後2時~
日本の写真史を辿り直す著書『「現代写真」の系譜』(2022年)を上梓した圓井義典氏(写真家/東京工芸大学教授)が、写真と美術の歴史から植田と土門について語ります。
要入館料/要予約
バービー・山口氏 講演会
「私が植田正治さんと土門拳さんから学んだもの」
6月9日(日)午後2時~
生前の植田と交流を重ね、深い影響を受けたというハービ・山口氏(写真家)が、植田正治そして土門拳について語ります。
要入館料/要予約
学芸員によるほぼ月イチギャラリートーク
4月27日(土)、6月22日(土)いずれも午後2時~
要入館料/要予約
映画「砂の女」上映会
4月26日(金)午後6時~、5月18日(土)午後5時~、6月21日(金)午後6時~、7月6日(土)午後5時~
要入館料/要予約
定員:各日先着35名(予約制)
料金:入館料のみ必要
上演時間:147分
申込:土門拳記念館(0234-31-0028)へ
写真史上初の2人展として開催する特別展『植田正治と土門拳一巡りあう砂丘-』。戦後には、鳥取砂丘で合同撮影会を行うなど、しばしば接点を持っていた2人。植田作品の代名詞でもある「砂丘」は、彼の故郷である鳥取にありますか、土門拳の故郷である山形(酒田)にも長さ日本一を誇り、日本三大砂丘のひとつとも言われる庄内砂丘があります。そして、生誕100年を迎える安部公房が「砂の女」の着想を得た舞台でもあります。
今回、特別展関連イベントとして、当館の見所のひとつである庭園「流れ」を作庭した勅使河原宏氏による監督作品でもある本作を上映60年の節目に、土門拳記念館で上映!この機会をお見逃しなく!