開催時間 |
9時30分 - 17時00分
入館は16時30分まで |
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休み |
月曜日
(1月8日、2月12日を除く)、12月29日(金) – 1月3日(水) |
入場料 |
有料 一般700円/20歳未満・学生550円/65歳以上350円/高校生100円 ※中学生以下と障害者手帳、ミライロID、療育手帳等をご提示の方(および介助者原則1名)は無料です。ミライロIDについて、通信環境等の影響によりスマートフォン画面で必要な情報が確認できない場合は、原本のご提示をお願いすることがあります。 ※ファミリー・コミュニケーションの日(毎月第1日曜日:1月7日、2月4日)は、18歳未満のお子様連れのご家族は割引料金(65歳以上の方を除く)でご覧いただけます。また同日は会話を楽しむ日「オープン・コミュニケーション・デー」となりますので、小さなお子様連れの方も遠慮なくご覧ください。 ※その他の割引につきましてはお問い合わせください。 ※最新情報と来館に際してのお願いは美術館ウェブサイト等を確認してください。 |
展覧会の撮影 |
不可 |
作品の販売有無 |
展示のみ
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この情報のお問合せ |
神奈川県立近代美術館 鎌倉別館
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒248-0005 神奈川県
鎌倉市雪ノ下2-8-1 |
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最寄り駅 | 鎌倉 |
電話番号 | 0467-22-5000 |
読売アンデパンダン展(1949-1963)が幕を閉じ、反芸術の喧騒が過ぎさった1960年代後半。新たに登場したのが、記号や幾何学を取り入れた理知的な美術の動向で、視覚を惑わすだまし絵のような表現や、量産されたマルチプル・オブジェが流行します。それは「見る」ことによって成りたつ美術の制度を問いかけ、作品のオリジナリティ(真性)を見直そうとするものでした。社会に氾濫するイメージを知性とユーモアで表現へと昇華した作品は、同時代の視覚文化を色濃く映しだしています。本展では当館コレクションを中心に、堀内正和、山口勝弘、岡崎和郎、飯田善國、宮脇愛子、高松次郎、若林奮などの60年代の作品に焦点をあて、独創的な表現を振り返ります。
展覧会のみどころ
1.展覧会からみる時代の一面
日本の若手作家が世界的に活躍した1960年代後半。国際審査制の導入によって日本美術の国際性を問うた第9回日本国際美術展(東京ビエンナーレ、1967、東京都美術館)や、「トリックス&ヴィジョン 盗まれた眼」展(1968、東京画廊・村松画廊)、海外から日本の美術と産業の接点を捉えた「蛍光菊」展(1968-69、現代芸術研究所、ロンドン)などの出品作品を紹介し、時代の断面を振り返ります。
2.複数のオリジナリティ:オブジェの実験
「発注芸術」という言葉が生まれたこの頃、インテリア・オブジェから雑誌の付録にいたるまで、工業的な美術作品制作が流行します。本展では独自のマルチプル芸術を築いた岡崎和郎(1930-2022)の60年代の代表作から、岡崎と堀内正和(1911-2001)による共作《prière de plier》(1965-1970)、山口勝弘(1928-2018)によるインテリア・オブジェなどを展覧し、芸術のオリジナリティを逆手にとった実践を紹介します。
3.若林奮と内科画廊
前衛美術家が読売アンデパンダン展なきあとに拠点とした内科画廊(1963-1966)。画廊主・宮田國男の実験精神を反映し、ハイレッド・センターをはじめとする斬新な展覧会が多数行われた内科画廊は、まさに時代の実験室となりました。本展では彫刻家・若林奮(1936-2003)が宮田へ贈った作品を起点に両者の交流を辿ります。
主催:神奈川県立近代美術館
同時開催の展覧会
葉山館
10月7日(土)– 2024年1月28日(日)
企画展「葉山館20周年記念 100年前の未来:移動するモダニズム 1920–1930」
2024年2月10日(土)– 4月7日(日)
企画展「芥川龍之介と美の世界 二人の先達—夏目漱石、菅 虎雄」
コレクション展「木茂(もくも)先生と負翼童子」