開催時間 |
9時30分 - 17時30分
※入館は閉館の30分前まで |
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休み |
月曜日
(ただし1月8日、2月12日は開館)、年末年始(12月28日-1月1日)、1月9日、2月13日 |
入場料 |
有料 一般 300円(250円)/大学生 150円(70円) ※( )内は20名以上の団体料金および割引料金。 ※いずれも消費税込。 ※オンラインによる事前販売もあり。 ※高校生以下および18歳未満、65歳以上、MOMATパスポート・学パスをお持ちの方、友の会・賛助会員の方、MOMAT支援サークルパートナー企業(同伴者1名まで、シルバーパートナーは本人のみ)、キャンパスメンバーズ、障害者手帳をお持ちの方と付添者(1名)は無料。 〇割引対象:石川県立美術館・金沢21世紀美術館・石川県立歴史博物館・石川県立伝統産業工芸館(いしかわ生活工芸ミュージアム)・金沢市立中村記念美術館・金沢ふるさと偉人館の主催展覧会入場券半券を窓口で提示した方。 |
作品の販売有無 |
展示のみ
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この情報のお問合せ |
050-5541-8600(ハローダイヤル)
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情報提供者/投稿者 |
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住所 |
〒920-0963 石川県
金沢市出羽町3-2 |
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最寄り駅 | 金沢 |
電話番号 | - |
戦後美術に「版」の可能性をひらいた多彩な表現を、国立美術館所蔵の版画とグラフィックデザイン70点でご紹介
マス・コミュニケーション時代が到来した戦後の日本では、印刷技術の飛躍的な発展とともに美術と大衆文化の結びつきが一層強まり、複製メディアによる表現が関心を集めました。印刷/版画/グラフィックデザインという領域は近接し重なり合いながらも決定的なズレのある、まるで〈断層〉のような関係性であり、その断層の意味を積極的にとらえ直して自在に接続したり、あるいはその差異を強調するような、さまざまな実践が展開されていきました。
その舞台の一つとなったのが「東京国際版画ビエンナーレ展」です。同展は世界各国から作品を集めた国際的な規模の版画展で、1957年から1979年まで東京国立近代美術館、京都国立近代美術館などを会場に全11回が開催され、当時の気鋭の版画家やデザイナーの活躍の場となりました。本展は国立美術館のコレクションから東京国際版画ビエンナーレ展の出品作家を中心にご紹介します。
同時代の多様な視覚表現のなかに交錯した版画とグラフィックデザインの様相を通して、印刷技術がもたらした可能性とその今日的意義を改めて検証します。あわせて、1977年に開館した東京国立近代美術館工芸館の記念すべき第1回目の展覧会「現代日本工芸の秀作:東京国立近代美術館工芸館 開館記念展」をふり返る特集展示も行います。東京国際版画ビエンナーレ展が開催されていた当時の、工芸の現代性にも目を向けていただく機会になれば幸いです。
第9回東京国際版画ビエンナーレ展(1974年)で「京都国立近代美術館賞」を最年少で受賞した版画家の木村秀樹氏と展覧会企画者によるトークセッションや、孔版印刷のワークショップを会期中に開催予定です。
*詳細はホームページにてお知らせしますので、当館ウェブサイトをご確認ください。
主催:国立工芸館、京都国立近代美術館
共催:北國新聞社
協力:国立アートリサーチセンター