金子富之展「辟邪神(へきじゃしん)」

《牛頭天王》2022 岩絵具、墨、透明水彩、アクリル、ペン、龍神水、箔、雲肌麻紙 460×480cm ©KANEKO Tomiyuki Courtesy of Mizuma Art Gallery

《牛頭天王》2022 岩絵具、墨、透明水彩、アクリル、ペン、龍神水、箔、雲肌麻紙 460×480cm ©KANEKO Tomiyuki Courtesy of Mizuma Art Gallery

  • 印刷する
  • add calendar
会 期
20231122日 -  20231223
開催時間
12時00分 - 19時00分
休み
日曜日,月曜日,祝日
入場料
無料
作品の販売有無
販売有
この情報のお問合せ
MIZUMA ART GALLERY
情報提供者/投稿者
開催場所
MIZUMA ART GALLERY
住所
〒162-0843 東京都
新宿区市谷田町3-13 神楽ビル2F
最寄り駅
市ヶ谷
電話番号
03-3268-2500

詳細

参加クリエイター

展覧会内容

ミヅマアートギャラリーでは、11 月22 日より金子富之展「辟邪神」を開催致します。

金子富之は主に神々や精霊、妖怪など、目に見えない精神的な存在の実体化を山形の限界集落で続けています。2015 年には文化庁新進芸術家海外研修制度により、アンコール・ワットで知られるカンボジア、シェムリアップで上座部仏教やヒンドゥー教、精霊信仰などの造形美術に触れ、スケッチを重ねました。本年は5月より常陸国出雲大社(笠間市)で天井画を含めた長期の個展、6月にはアジアの神々をテーマに浜松市秋野不矩美術館で二人展を開催。12 月には日本橋高島屋6 階美術画廊X で龍蛇をテーマにした個展を予定するなど活発に制作、発表を続けています。

古来より中国やインドなどで信仰された「辟邪絵(へきじゃえ)」は、疫鬼を退治する善神が描かれたものです。奈良国立博物館所蔵の国宝《辟邪絵》では天刑星、乾闥婆、神虫、鍾馗、毘沙門天が強い力を持つ辟邪神として描かれています。2021 年の個展「辟邪の虎」において、金子は毘沙門天の神使である虎を集中的に描き発表しました。

本展では邪を払う神々の威容に焦点を当て、いずれも460×480cm の大作3点《牛頭天王》、《巨蝗神虫》、《武運長久の大虎》を中心に、作家が独自の解釈で描いた様々な辟邪絵を展示いたします。これらの激しく猛々しい作品と対峙し、感応したとき、私たち自身の内にも活性や変容が生じるかもしれません。ぜひこの機会にご高覧頂けますよう宜しくお願い申し上げます。

関連イベント

会期中に本展出品の大作3点を含む金子富之初の作品集が青幻舎より刊行されます。
ミヅマアートギャラリーでは展覧会初日より先行販売いたします。
『金子富之画文集―幻成礼賛―』 予価:3,000 円(+税) 発売日:2023 年12 月初旬 発行:青幻舎

平均:0.0 
レビューした人:0 人

近くの展覧会

人気の展覧会

<<        >>

クリップした展覧会はありません。