大平 奨 展
会期: 2023-11-06 - 2023-11-11
参加クリエイター:
展覧会詳細
展覧会ジャンル:
アート
展覧会タグ:
写真
アクリル画
現代アート
開催内容
身の回りで目にするもの、風景、光や時の流れ、記憶などを意識して作品を制作しています。今回の個展では、キャンバスにアクリルの絵画作品、写真と物で制作した「時の落とし物」、写真をベースにした「邂逅」等、30点前後の作品を展示する予定です。
作家のコメント
私達の目は一秒一秒の変化、時間の経過によって引き起こされる瞬間の変化をとらえることは難しい。例えば、顔は一瞬毎に変化しているが私達の目はそれを認識できないからです。変化を認識できるようになるのは半年後、あるいは一年後くらいでしょう。永遠に変わらないように見える風景、そして生きとし生けるものすべてのものがゆっくりと変化、変貌して行きます。それらはぼやけたイメージとして現れて来ます。円は、朝昼晩、春夏秋冬、12支、そして還暦といった繰り返し円環を形作る時の流れや光の表象として私の中にあります。また、最近の作品「時の落し物」や「邂逅」は過ぎた時間や記憶をさぐる行為なのかもしれません。
私の作品は四つの種類に分けることが出来ます。キャンバスにアクリル絵具で日々の生活の中で目にするものをぼかして描いた作品、写真や絵をUV印刷でアクリル板に印刷した作品、写真と物で制作した「時の落とし物」、「邂逅」と副題を付けた作品群です。
タイトルとして「景」を使い始めてから15年以上になりますが、「景」の意味は次の通りです。1:光、陽射し 2:日 3:あきらか 4:白いさま 5:様子 6:形 7:風景8:影 9:「映」と同じ意味を持つ等々…