木村繁之 木版画展　― 円周のほとり ―

木村繁之《夜》2018 木版画
    • 印刷する
    • add calendar
    会 期
    2023年 10月 06日 -  2023年 11月 30日
    開催時間
    9時30分 - 17時00分
    入館は16:30まで
    休み
    火曜日
    クリエイター在廊
    有
    10/7　14：00～
    入場料
    有料
    一般500円、小・中学生200円
    ※団体（20名以上）各50円引き　※障がい者手帳（ミライロID含む）提示で各100円引き
    展覧会の撮影
    不可
    作品の販売有無
    展示のみ
    子連れ
    可
    この情報のお問合せ
    TEL　025-752-7202
    E-mail　info@hoshi-uta-m.jp
    イベントURL
    情報提供者/投稿者
    開催場所
    星と森の詩美術館
    住所
    〒948-0101 新潟県
    十日町市稲葉1099-1
    最寄り駅
    十日町
    電話番号
    025-752-7202

    詳細

    参加クリエイター

    展覧会内容

    木村繁之は、画廊での個展を中心に約40年にわたり作品発表を続けています。制作は木版画、銅版画、陶立体、木彫、水彩画など多岐にわたります。平面・立体に関わらず制作にあたってはテーマを設けることはせずに、描きたいモチーフをスケッチし、その中からかたちを選び、作りながら色や最終的なかたちを見極めていくのだといいます。多くのモチーフは人や動物、植物と認識できるほどのかたちで表されます。説明し過ぎることを嫌い、最小限のかたちで構成される作品は詩句のようでもあります。木版画では、学生時代から線描を活かした「木版画らしくない木版」を制作していましたが、次第に窮屈さを感じるようになったといいます。そこから木版画の特性と魅力を見直し、「色」と向き合い、自分の色をどれだけ引き出せるのか、と色面の表現に移行していきました。水性木版によって形作られる透過する色の重なりは画面に奥行きを創り出し、後年には重ねられる色のかたちが不明瞭に入り組み、やがて紙自身が光を放つかのような表現になっていきます。木村は色を混色して使用することはせず、一色ずつ紙を染め重ねていくのだといいます。そうすることで色彩は透明感を失うことなく、豊潤な味わいを持つ独特の色面となり、水彩木版画の奥深さへと導いてくれるのです。
    今展は作家と個人コレクターにご協力いただき、1980年代からの木版画作品約60点と、今年制作された木彫を含む立体作品もあわせて展覧いたします。散りばめられたかたちを、水性木版の美しい色彩で構成する木村繁之の世界、ぜひお楽しみください。

    関連イベント

    木村繁之さん ギャラリートーク＆木版画摺り体験 】
    　　[日時] 10月7日[土] 14：00～　
    　　[場所] 星と森の詩美術館　展示室　※入館料が必要です。
    　実際の版木を使って、水性木版の摺りが体験できます！
    　どなたでもお気軽にご参加ください。

    主催・協賛・後援

    星と森の詩美術館

    平均：0.0 
    レビューした人：0 人

    近くの展覧会

    人気の展覧会

    <<        >>

    クリップした展覧会はありません。