横山大観・梅原龍三郎展

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会 期
20230901日 -  20240129
開催時間
10時00分 - 17時00分
入館は16:30まで
休み
火曜日,水曜日
年末年始(12月29日~1月3日)
クリエイター在廊
入場料
有料
一般:1,300円、大高生:800円、中学生以下:500円(保護者同伴に限り2名様まで無料)
作品の販売有無
展示のみ
子連れ
この情報のお問合せ
06-6942-1117
イベントURL
情報提供者/投稿者
開催場所
山王美術館
住所
〒540-0001 大阪府
大阪市城見2丁目2番27号
最寄り駅
京橋
電話番号
06-6942-1117

詳細

参加クリエイター

展覧会内容

山王美術館はホテルモントレ株式会社が50数年にわたり収集したコレクションのみを公開・展示する美術館として、2009年難波に開館、昨年9月に京橋・OBPへと移転オープン致しました。600点におよぶコレクション群は、近代の西洋絵画・日本洋画・日本画・陶磁器・彫刻と多岐にわたります。
 
本展では収蔵コレクションの中より近代日本画、洋画壇の巨匠である「横山大観」と「梅原龍三郎」を取り上げます。

明治元年に生まれ、明治・大正・昭和と三代を通じて日本の近代画壇を牽引した日本を代表する日本画家である横山大観。第一期生として東京美術学校(現・東京藝術大学)に入学、卒業後は岡倉天心指導のもと菱田春草らとともに日本美術院創設に参加します。西洋の影響を受け始めた時代において、新たな時代の日本画を模索し、線描を抑えた「朦朧体」など独自の画法を確立します。以降、日本美術院を中心とした活躍は近代日本画の発展に大きく寄与し、指導的役割を果たしました。

一方、若き日にフランスに留学した洋画家・梅原龍三郎は印象派の巨匠・ルノワールに師事し、色彩豊かな作風で注目を浴びます。その後はヨーロッパで学んだ油彩画に桃山美術 ・ 琳派 ・ 南画 ・浮世絵といった日本の伝統的な絵画の技法を取り入れ、絢爛な色彩と大胆なタッチが織りなす装飾的な日本独自の油絵を生み出します。大正から昭和を通じて日本洋画家の重鎮として活躍した画家と言えます。

西欧近代美術思潮の中、日本画の新しい潮流を推し進めた横山大観。
 
日本画の伝統を洋画の中に融合させた梅原龍三郎。

日本画と洋画と、画家としてのジャンルは違い、年齢差もある二人ですが、深く日本の伝統に立ち返りながら、近代世界に通用する「日本の絵画」を創造した点に大きな共通点を見いだすことができます。

ともに、独自の画境を追い求め、築き上げた芸術の数々を通じて当館のコレクションを身近に感じていただけたらと思います。
 

主催・協賛・後援

一般財団法人 山王美術館

新型コロナウイルス感染症予防対策

山王美術館は日時指定予約制ではありませんが、展示室が混雑し、一定の人数をこえた場合には、入場制限をさせていただく場合がございます。ご理解、ご協力の程お願い申しあげます。

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