企画展 それでも咲いた
会期: 2023-08-29 - 2023-11-26
参加クリエイター:
展覧会詳細
展覧会ジャンル:
アート
展覧会タグ:
詩画
詩
日本画
開催内容
「よだれを垂らしながら、ありったけの力をぶつけて引く線のうしろに、らんの花がひとつずつ増えていくのは、絵というよりも、胸の中に開き始めた希望だった。怪我をしたことは、私にとって決してマイナスばかりではなかった。初めて描き上がった絵を見ながら思った。」『風の旅』で富弘さんはこのように語っています。草花をじっくり観察して描く富弘さん。富弘さんはその草花を通じて、いのちの力強さや儚さ、尊さも見つめ、添えられた詩は私たちの背中をそっと押してくれます。
日比野生活の中で、自分のちからではどうしようもできないものにぶつかったとき、言葉にならないさみしさに包まれそうになったとき、富弘さんの詩画は、私たちが送素気に持ついのちの輝きを教えてくれるようです。
企画展「そでも咲いた」では、花と通じて声明と向き合う作品やエッセイを紹介します。
また、季節の草花を描いた「秋の展示」を同時開催します。せひ、ご覧ください。